古代の朝鮮半島で、高句麗(コグリョ)の南下政策が過激になったのが5世紀の後半だった。475年、高句麗軍の兵3万は百済(ペクチェ)の都であった慰礼城(ウィレソン/現在のソウル近郊)を激しく攻めた。 475年が転換期 百済の21代王・蓋鹵(ケロ)王は落城寸前に数十騎の供を連れて城門を出て西に逃れようとし…
写真=tvN公式サイトより すれ違う2人 パク・ミニョンは制作発表会でこう語っていた。 「キム・ミソの役を演じるにあたって、しっかりとダイエットして秘書にふさわしい身のこなしを心掛けました」 パク・ミニョンは役作りがとても熱心だ。その甲斐があって、演じているキム秘書は完璧な仕事ぶりだっ…
『日本書紀』の記述によると、応神天皇の時代に百済(ペクチェ)から来日したのが王仁(わに)と言われている。日本に「論語」と「千字文」を持ち込んだそうで、これをもって、漢字と儒教を日本に伝えたのが王仁と称されている。 七支刀 王仁は、日本の文化史上に大きな影響をもたらした大人物だが、生没年は不詳で、実在…
軍隊と言えば「銃」が主な武器であり訓練所では「射撃」が一番厳しい訓練です。 一歩間違えば命に係わるものですから、教える方も教えられる方も真剣で手をぬくわけにはいきません。その間いろいろ噂されていますし、事故が起きたようです(当時の軍隊はいろんな事故が起きても公にしなかったので詳しくはわかりませんが……
古代の日本列島……人の往来はどうなっていたのか。東からは誰も来ない。地球で一番大きな海が人を寄せつけなかった。来るのは、北と南と西からだ。特に、西から来る人が圧倒的に多かった。 古代人の往来 西には大陸の文明があり、列島を孤立させない半島があり、さらに、人々の渡海を助ける飛び石のような…
『韓国ひとめぼれ感動旅 韓流ロケ地&ご当地グルメ紀行』(著者/小暮真琴・康熙奉) 初心者&韓国リピーターも楽しめる韓国旅行エッセイガイドの新刊が発売された。それが双葉社から発刊された『韓国ひとめぼれ感動旅 韓流ロケ地&ご当地グルメ紀行』である。旅を通して韓国の魅力を様々に取り上げている…
韓国ドラマに出てくる女優は、たとえ美貌に恵まれているとしても、必要とあればどんな醜態もさらけだしてくれる。たとえば、それはどんなこと? 韓国ドラマを見ていれば、思い出す場面も多いはずだ。 何でも見せる 過去に何度見たことだろうか。 ドラマの中でいがみあった女性同士が、女子トイレで長い髪…
韓国ドラマでよく出る食事場面では、熱い鍋の具を取り皿に取らず、直接箸をつついて食べています。日本から見れば、「小皿に取って食べる習慣がないのか?」と思ってしまいますが、実際はどうなのでしょうか。 郷に入れば郷に従え 米が主食で箸を使うなど、日本と似た食文化を持つ韓国ですが、「器は持ち上…
先に触れた三姓人の話はあくまでも神話にすぎないが、耽羅国が実際に良(梁)、高、夫という有力な氏族によって統治されていたことは間違いない。島の政治は三氏鼎立によって成り立っていた。 済州島の風景(写真=済州特別自治道観光協会) 小国の悲哀 当初は良氏が一番優勢だったようだが、次第に高氏が頭角を現してき…
もともと住んでいたモンゴロイド系種族と南方系種族の混血が済州島内で進み、独特な州胡人が形成されていったものと思われる。特に南方系種族は体躯が小さく、それが『三国志』韓伝が言うところの「からだが小柄」ということになったのだろう。 済州島の紅葉(写真=済州特別自治道観光協会) 海のターミナル 済州島と九…