写真=韓国KBS『雲が描いた月明り』公式サイトより 『雲が描いた月明り』は時代劇として画期的な作品だった。史実とファンタジーが見事に融合していたからだ。しかも、朝鮮王朝を揺るがした出来事が物語の中に巧みに組み込まれていた。特筆すべきは、イ・ヨンこと孝明世子(ヒョミョンセジャ)をパク・ボ…
韓国ドラマは常に変化しています。しかし、社会の現実をどの程度反映しているかというと、それは時代によって違います。そこで、1980年代から現在までの韓国ドラマの変遷をたどります。 現実の反映が色濃くなった時期は? 1980年代までのドラマは、「現実の反映」という点では弱い点がありました。感情的に共感で…
『雲が描いた月明り』に主演したパク・ボゴムは、同作品の大ヒットによってさらに人気を高めた。日本では第三次韓流ブームと言われているが、その中でもパク・ボゴムは好感度の高い俳優となっている。 久々に感情移入できるスター 日本で韓流ブームのきっかけとなった作品は、もちろん『冬のソナタ』だ。2003年にNH…
『トッケビ』には名セリフが多かった(写真=tvN『トッケビ』公式サイトより) 『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』の素晴らしさについては多くの人が語っている。その中の1つに「セリフがとてもいい」という評価がある。同作品にかぎらず、韓国ドラマには珠玉のセリフがよく登場する。その背景について考えてみよう…
朝鮮王朝三大悪女のことを詳しく説明した『いまの韓国時代劇を楽しむための朝鮮王朝の人物と歴史』(康熙奉〔カン・ヒボン〕著/実業之日本社発行) 張緑水(チャン・ノクス)は、とても貧しい家の出身だ。彼女はやがて斉安大君(チェアンデグン)の屋敷で働く奴婢(ぬひ/朝鮮王朝時代の最下層の身分)の妻…
朝鮮王朝三大悪女について詳しく説明されている本が『いまの韓国時代劇を楽しむための朝鮮王朝の人物と歴史』(康熙奉〔カン・ヒボン〕著/実業之日本社発行)だ 朝鮮王朝三大悪女と呼ばれているのは、燕山君(ヨンサングン)の側室だった張緑水(チャン・ノクス)、巨悪の文定(ムンジョン)王后の手先だっ…
韓国ではドラマの制作本数が非常に多いのですが、それはドラマ好きの国民性が大いに関係しています。結局、韓国でドラマの制作本数が多いのは、それだけ需要があるからですが、その背景には何があるのでしょうか。 身内意識が強い人たち 韓国の人たちは、厚かましく思われるほど人の感情に興味を持っていま…
若い登場人物が両親や祖父母の勧めによってお見合いをする場面が韓国ドラマにはよく出てきます。日本ではお見合いがかなり少なくなってきましたが、韓国のほうはどうなのでしょうか。 ランチタイムにお見合いする 儒教思想が根強く残る韓国では、結婚は個人ではなく家同士がするものだという意識がとても強…
康熙奉(カン・ヒボン)著『いまの韓国時代劇を楽しむための朝鮮王朝の人物と歴史』(実業之日本社発行) 韓国時代劇に登場する国王・王妃・世子・側室・高官たちにスポットを当てて紹介した『いまの韓国時代劇を楽しむための朝鮮王朝の人物と歴史』(実業之日本社)が発行されました。この本に書かれている…
ソウルの人たちが紅葉を見に行くとき、昔から名所と言われていたのが南怡島(ナミソム)だ。『冬のソナタ』のメインのロケ地としても有名。10月下旬は、南怡島の紅葉が一番美しい時期である。 川の真ん中にできた島 南怡島に行っている友人から10月24日に連絡が来た。 「今の南怡島は紅葉が美しく、…