若い登場人物が両親や祖父母の勧めによってお見合いをする場面が韓国ドラマにはよく出てきます。日本ではお見合いがかなり少なくなってきましたが、韓国のほうはどうなのでしょうか。 ランチタイムにお見合いする 儒教思想が根強く残る韓国では、結婚は個人ではなく家同士がするものだという意識がとても強…
これは訓練です(写真=韓国陸軍公式サイトより) 応援しているスターが兵役で入隊した場合、軍隊の事情をよく知らないファンは「もしやイジメられたり、暴力を受けるのではないか」と心配しがちだ。果たして、実際はどうなのだろうか。 過剰に心配しないこと スターはとても目立つ存在なの…
済州島(チェジュド)出身の母はよくこう言っていた。「韓国の家庭に食事を招待されたら、ご飯を少し残さなければ駄目。全部食べると、この人はもっと食べたいんだと思われて、またご飯を盛られるよ。お腹がいっぱいのときは、ご飯を少し残すのが『もう食べられません』という合図になるの」 日本では軽食で…
韓国ではボランティアをはじめとした市民活動がとても盛んです。その理由として考えられるのが、儒教的な互助精神と宗教的な信仰心の二つです。それでは、具体的にボランティア活動の中身を見てみましょう。 親の影響も大きい 韓国では今でも儒教思想が根強く残っています。 そうした儒教思想は、礼儀を重…
韓国では結婚式自体がとてもカジュアルな雰囲気で行なわれます。招待状をもらっていなくても当日に飛び入り参加できます。韓国では「結婚式には多くの人に参加してほしい」と思う新郎・新婦が多く、その期待に応えて、友人が知り合いを何人も連れていくケースもあります。それだけ、参加者が多くなるのです。 …
李秀賢(イ・スヒョン)さんは、2001年1月26日の夜、新大久保駅で線路に落ちた男性を救おうとして死亡した。前途有望な青年の衝撃的な死は、日本と韓国の間で燃えたぎるような感動の炎を巻き起こした。あの事故から20年が経った。 将来の夢は? 李秀賢さんが亡くなってから1週間後、ある出版社から李秀賢さんの…
『王の涙 イ・サンの決断』で正祖(チョンジョ)を演じたヒョンビン 日本でも大ブームを巻き起こしている『愛の不時着』で北朝鮮の将校を演じているのがヒョンビンだ。彼はかつて映画『王の涙 イ・サンの決断』でとても印象的な演技を披露していた。 正祖に成りきっていた ヒョンビンが主演した映画『王の涙 イ・サン…
写真=tvN『トッケビ』公式サイトより 『愛の不時着』や『梨泰院クラス』が日本で大人気になって、韓国ドラマの他の人気作品を見る人が増えている。中でも、『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』が新たに脚光を浴びてきた。 役者冥利の主人公 『トッケビ』と言えば、主役のコン・ユの存在感が際立っている。 そんな…
映画『徐福』はパク・ボゴムとコン・ユのダブル主演になっており、2人の競演がとても魅力的だ。なお、韓国で公開されるのは昨年12月の予定だったが、新型コロナの影響で公開が延期され、いまは待機している状態だ。 クローン人間が主役? 映画『徐福』は、2019年の5月から10月まで撮影が行なわれた。 その撮影…
ソウルの大通りでは自転車に乗っている人をほとんど見かけない 実際に韓国は日本や中国に比べて、自転車の利用が圧倒的に少ない国です。ソウルの街角を見ても、自転車に乗っている人をあまり見かけません。そこには、韓国らしい事情があるのです。 自転車に不向きな道ばかり 韓国で自転車に…