ドラマ『イ・サン』の主人公は22代王の正祖(チョンジョ)である。史実で正祖は1800年に急死したのだが、韓国では「毒殺された」という説が有名だ。ドラマ『イ・サン』では毒殺の件はまったく触れられていなかったのだが……。 299通の書状 正祖が1800年に急死したとき、すぐに毒殺説が起こっ…
張緑水(チャン・ノクス)、鄭蘭貞(チョン・ナンジョン)、張禧嬪(チャン・ヒビン)……「朝鮮王朝三大悪女」と呼ばれた3人だ。しかし、朝鮮王朝には他にも恐ろしい悪女がいた。今回は「呪いの三大悪女」を紹介しよう。 まさに因果応報 「呪いの三大悪女」の1人目は貴人(キイン)・趙氏(チョシ)だ。…
朝鮮王朝の歴史の中で「三大悪女」と言えば、張緑水(チャン・ノクス)、鄭蘭貞(チョン・ナンジョン)、張禧嬪(チャン・ヒビン)。彼女たちは、韓国時代劇にもよく登場するので、その名前はよく知られている。しかし、実際にはこぞって悲惨な最期を遂げている。なぜそうだったのか。 張緑水と鄭蘭貞 「朝…
NHK総合テレビで日曜日の夜に放送の『不滅の恋人』。2人の王子の対立が描かれるが、そのモデルとなっているのが首陽(スヤン)大君と安平(アンピョン)大君だ。歴史的に結末がどうなったのかを見ていこう。 競争心が強かった 朝鮮王朝の最高の名君と称される4代王の世宗(セジョン)。 彼の長男は5…
悪女を通して朝鮮王朝の歴史を見ると本当に興味深いです。しかも、韓国時代劇の面白さは、個性的な悪女がいっぱい出てきて、人間の恐ろしさを存分に見せてくれるからでしょう。その中でも恐ろしいのが「ウラの3大悪女」です。 3人の悪行 朝鮮王朝には「ウラの3大悪女」と呼ばれる3人がいます。 この3人は本当に巨悪…
悪女と言えば、韓国時代劇の登場人物としてよく描かれるキャラクターです。彼女たちは、政治に介入して朝鮮王朝に混乱を招くことが多かった。どうして、そんなことが許されたのでしょうか。 王族の長老女性 朝鮮王朝は王を頂点とする中央集権国家で、官僚が王を補佐しますが、彼らは科挙という試験を受けて…
朝鮮王朝の3大悪女といえば、張緑水(チャン・ノクス)、鄭蘭貞(チョン・ナンジョン)、張禧嬪(チャン・ヒビン)のことだが、この3人より性格がワルだったと言える側室がいた。果たして、その側室とは? 王と世子の対立 16代王の仁祖(インジョ)は、1637年1月に清の皇帝の前で屈辱的な謝罪をさ…
1849年、24代王の憲宗(ホンジョン)が22歳で急死した。憲宗には息子がおらず、まだ後継者が決まっていなかった。憲宗の祖母であった純元(スヌォン)王后は、王室の最長老だったが、まるで天の声であるかのように「元範(ウォンボム)を後継ぎにする」と指名した。 天涯孤独の青年 「元範って誰?」 それが、王…
朝鮮王朝では権力を握った側にも悪女がいたが、特に腐敗政治の元凶になったのが2人の王妃だった。この2人は、未成年の王の代理として政治を仕切ることができたので、本当にやりたい放題で政治を乱した。 毒殺説の首謀者 最初に取り上げるのが貞純(チョンスン)王后だ。 21代王・英祖(ヨンジョ)の二番目の正妻だっ…
朝鮮王朝三大悪女と呼ばれているのは、燕山君(ヨンサングン)の側室だった張緑水(チャン・ノクス)、巨悪の文定(ムンジョン)王后の手先だった鄭蘭貞(チョン・ナンジョン)、そして、張禧嬪(チャン・ヒビン)である。果たして、張禧嬪は本当に悪女だったのだろうか。 側室から王妃になった! 19代王・粛宗(スクチ…