写真=韓国tvN『100日の郎君様』公式サイトより 『100日の郎君様』で、EXOのD.O(ディオ)ことド・ギョンスが披露している演技がとてもいいし、ウォンドゥクというキャラクターがとても気になる。そのことについて紹介しよう。 今後の展開に注目 第3話では、ホンシム(ナム…
写真=韓国tvN『100日の郎君様』公式サイトより EXOのD.O.(ディオ)として知られるド・ギョンスは俳優としても大活躍しており、『100日の郎君様』で堂々たる主役を演じている。彼が扮しているのは、朝鮮王朝の王族のイ・ユルである。 記憶喪失になった世子 イ・ユルの幼い…
7代王・世祖(セジョ)がまだ王子時代だった1428年に彼と結婚した貞熹(チョンヒ)王后(1418-1483年)。本来は次男で王位に縁がないはずの夫が1455年に甥から王位を奪い、その結果、貞熹王后も王妃になることができた。 3歳では無理 王妃は朝鮮王朝で「国母(クンモ)」と呼ばれた。 女性の最高位で…
1414年、文宗(ムンジョン)は4代王・世宗(セジョン)の長男として生まれた。頭が良く学問を好んでいた。しかし、病弱だったことが彼の夫婦生活に影響を及ぼしていた。そんな文宗には3人の妻がいた。 2人の正室の惨めな死 文宗が最初に妻として迎えたのは金氏(キムシ)という女性だった。彼女には「早く子供が欲…
『不滅の恋人』が描く時代は、歴史背景からすると1450年代前半だ。ドラマに登場するイ・ガンは歴史的に首陽大君(スヤンデグン)のことで、イ・フィは安平大君(アンピョンデグン)に該当する。この2人は激しく対立したのだが……。 競い合う兄弟 4代王・世宗(セジョン)の長男だった文宗(ムンジョ…
外交の他に、光海君(クァンヘグン)の政治的業績の1つと言われているのが大同法を広めようとしたことです。大同法は、税金を土地の所有に応じて支払うという法律で、直接的に一般庶民の減税につながるものです。両班(ヤンバン)や地主階級には不利になりますが、土地を持たない一般庶民は大歓迎でした。 「反正」の意味…
近年になって歴史の研究が進むと、光海君(クァンヘグン)は暴君ではなくて、むしろ名君であったという声が起こってきます。イ・ビョンホンが主演した「王になった男」はそういう論調で作られた映画で、光海君の優れた行政能力が描かれていました。 小国の生き残り策 光海君が1608年に即位したときは、豊臣軍による朝…
光海君(クァンヘグン)を支持する政治的な派閥が大北(テブク)派です。大北派は光海君が王であり続けるかぎり大出世を果たせるので、自分たちの地位を守るために暗躍します。その中心で動いていたのが金介屎(キム・ゲシ)という女官です。 非道な行ない 1609年、大北派は光海君への批判を繰り返していた臨海君(イ…
高麗神社の鳥居 若光にゆかりがある場所は聖天院だけではない。むしろ、そこから500mほど北にある高麗神社こそが、若光の遺徳を今に伝えているといえる。なにしろ、若光を祀る神社であり、宮司は若光の子孫が代々務めているのだ。1300年近くの長きに渡り、祖先の血筋をじかに受け継いでいる子孫たち…
日本は、7世紀や8世紀に中国大陸の唐や朝鮮半島の新羅に使節を派遣して政治制度や生活様式を学んだ。しかし、国内で政治体制を確立してからは隣国との接触に積極的ではなくなった。以後、日本は大陸にあまり目を向けなくなった。その間に朝鮮半島の情勢はどのようになっていたのか。 元寇の際に作られた防塁が今も博多湾…