ハン・ソヒに危機が訪れる。
JTBC土曜スペシャルドラマ「わかっていても」側が19日、ギャラリー展を控えて予期せぬ事態に遭遇するパク・ジェオン(ソン・ガン)とユ・ナビ(ハン・ソヒ)の姿を捉えた。別れた後も続く二人の縁がどのようなラストへ向かって行くのか好奇心を加える。
過去の放送では、パク・ジェオンに別れを告げるユ・ナビの姿が描かれた。パク・ジェオンの告白にユ・ナビは本気かもしれないという一縷の望みを感じた。しかし、告白の裏に隠された真実はより大きな失望と虚脱感をもたらした。パク・ジェオンがヤン・ドヒョク(チェ・ジョンヒョブ)に向けた嫉妬はユ・ナビを傷つけた。二人は最終的に大雨の中で別れを迎えた。ユ・ナビが去った後に涙ぐむパク・ジェオンの姿は切なさを感じさせた。
しかし、二人にはまだギャラリー展というつながりが残っている。”余地”という名前の作品でギャラリーへの準備をするユ・ナビと彼女のアシストに志願したパク・ジェオン。終わっていない彼らの関係がどのように絡んでくるのか好奇心を刺激する。そんな中、公開された写真には粉々になった自分たちの作品と向き合っているパク・ジェオンとユ・ナビの姿が描かれている。ギャラリー展のために多くの悩みを抱え夜を明かすユ・ナビ。床に散らばった破片は、断片化された二人の心を見ているようだ。バク・ジェオンはユ・ナビの努力を誰よりも側で見守ってきた。近づいてユ・ナビの涙を拭うパク・ジェオンの手から切ない心が伝わる。衝撃と悲しみに陥ったユ・ナビは、パク・ジェオンの手を握って再び飛び立つことができるのか疑問を誘発する。
21日(土)に放送される「わかっていても」の最終回では、愛の前にさまよう若者たちの最後の話が描かれる。先に公開された予告編で、ユ・ナビは壊れた作品を発見し大きな失望に陥った。ユ・ナビが苦しみに陥っている時は必ず現れたバク・ジェオンは、今回も「再びやってみよう」と手を差し伸べた。これにユ・ナビは「今、私の中に残っているパク・ジェオンに対する気持ちは何と定義することができるだろうか」と自問した。単純な未練や後悔、憎しみでもない複雑な感情にユ・ナビが付ける名前は果たして何だろうか。予測不可能な恋愛ゲームの最後のラウンドに熱い期待が集まっている。 「わかっていても」の制作陣は、「壊れた作品を再び作り直すパク・ジェオンとユ・ナビの努力は関係の”余地”につながる。自分の心を悟って成長へと進む若者たちのラストストーリーを見守ってほしい」と伝えた。
JTBC土曜スペシャルドラマ「わかっていても」の最終回は21日(土)夜11時に放送される。