バレーボールのキム・ヨンギョン選手が刻んだ東京2020五輪“4強神話”の感動を、KBS 1TVの番組「ドキュインサイト(DOCU INSIGHT)-ドキュメンタリー国家代表」が引き継ぐ。
オリンピック史上4試合で30得点以上を記録した最初の選手として、再び新たな歴史を刻んだキム・ヨンギョン。簡単に期待できない状況で、チームメートたちを励まし、自らを犠牲にするリーダーシップで、韓国で国民に感動を与えたキム・ヨンギョン。果敢に挑戦し限界を突破してきた彼女の痛快なスポーツ人生を「ドキュインサイト」が盛り込んだ。「ドキュインサイト-ドキュメンタリー国家代表」は、「ドキュメンタリー女性お笑いタレント」、「ドキュメンタリーユン・ヨジョン」に続いて第3弾として披露するアーカイブ×インタビューシリーズドキュメンタリー。
ことし7月の「ドキュメンタリー国家代表」のために多忙な練習時間を割いてカメラの前に立ったキム・ヨンギョン選手。韓国出国を控えた彼女は「困難な状況下で東京五輪が開催されるだけに選手たちの心持ちはいつになく切実だ」とし、「私も最後になるかもしれない五輪なので最善を尽くして準備している」と誓いを伝えた。
国内外を問わず所属チームごとに優勝に導いた彼女だが、キム・ヨンギョン選手は太極マークをつけてプレーする国家大会の前で緊張する様子だった。
「国家大会の成績がある程度出てこそ国民の関心が得られるのでは。3回連続五輪に進出でもあり、多くの方の期待の中で出場できることになっただけに、国際大会の成績が重要ではないだろうかと思う」
キム・ヨンギョン選手の心配とは裏腹に、バレーボール女性の試合は競技を超えた感動の中で終了した。皆が彼女のリーダーシップへ拍手を送る時、キム・ヨンギョンはいつもチームメートたちと一緒に笑った。
インタビューの時にも「東京五輪代表チームを作るのにどれだけ貢献した?」という制作スタッフの質問に彼女は「このチームを私が作ったと言えばちょっとあれだが、ある程度はリードしたと思う」と持ち前の愉快な口調で答えた。「難しい試合や重要な試合のたびにともにいた選手たちが、東京五輪へ一緒に行くことになる、私の最後かもしれない五輪が楽しみだ」とし、「そばにいる時、頼もしい選手たちが一緒にいるので、お互いに信頼しながらステキな姿で恩返ししなければならないと思う」とも付け加えた。
東京五輪を目前に行われたインタビューだっただけに、キム・ヨンギョン選手の気がかりな願いも忘れなかった。
「女子バレーボール国家代表チームの結果が出てから『ドキュメンタリー国家代表』が放送されると思うが、私たちが善かれ悪しかれ、選手たちを励ましてくれれば選手たちがもっと頑張れるキッカケになれそうなので、悪い姿より良い姿として見てほしい」
最後まで諦めず、国民たちに勇気と感動を与えた東京2020五輪女子バレーボールの主役。21世紀のスポーツの勢力図を変えたキム・ヨンギョンを含む国家代表6人(ゴルフのパク・セリ、サッカーのチ・ソヨン、フェンシングのナム・ヒョニ、ハンドボールのキム・オナ、水泳のチョン・ユイン)は聞かせる女性スポーツ選手の歴史が、今月13日夜10時から「ドキュインサイト-ドキュメンタリー国家代表」で繰り広げられる。
WOW!Korea提供