「バラコラ」「LOUD」、“P NATIONラウンド”でアマルが涙したワケとは? イ・スンギが“スーパーエージェント”として登場!

7月24日(土)に放送された「LOUD」(SBS)第8話。前週に続き、第4ラウンド“P NATIONラウンド”の後半が公開されたが、“JYPラウンド”とはまた違う結果、さらには脱落者3人も発表された。
“P NATIONラウンド”の後半は、“K-POP組”3チームによる対決。日本人参加者3人はそれぞれ違うチームに分けられ、まずはケイジュの組が登場。

ケイジュはこれまでダンスで魅せてきたが、今回はJ.Y.Park(パク・チニョン)から「歌とラップが意外と良かった」、PSYからも「きょうのラップは練習のときよりはるかに上手くなっていた」と高評価で、チームの個人順位2位に。J.Y.Parkがつけたチームの点数は88点だった。

続いて、登場したのがアマル(元JYP練習生)とウ・ギョンジュン(元P NATION)のいるチーム。チーム名をメンバー4人の血液型が違うことから、「P(ピ=血)タルン(違う)NATION」と名付けたアマルのネーミングセンスにJ.Y.Parkもビックリ。

そして、J.Y.Parkとアマルのやり取りも面白かった。P NATIONに初めて行ってどうだったかを聞かれたアマルが「そこまで大きな違いはなくて。会社の雰囲気は違ったんですけど…」と答えると、具体的にどう違ったかを聞くJ.Y.Park。

アマルが「ちょっとだけ何ていうか、自由な感じだったと思います」と言うと、すかさず「あ~、JYPは抑圧されている感じがあると」、「ご飯もオーガニックではなく自由だし」と畳みかけるようにつっこみ、必死に否定するアマルをタジタジに。PSYが「(J.Y.Parkは)意外とクールじゃない」と笑っていたが、以前PSYから恋愛話を振られたアマルが素直に答えてしまった後、上手く収拾していたのは、まぎれもなくJ.Y.Parkだ。

今回ステージを終えた後、魅了されたような表情を浮かべ、まずチームに対しては、K-POPファンが好きな要素であるディテール、カル群舞(シンクロダンス)、演技、チームワークがバッチリ決まっていて、2分40秒のステージが1分に感じられるほど見入ってしまったと大絶賛。チームの点数は97点の高得点をつけた。

そして、これまで既存の歌手のマネをしているように見えると酷評していたアマルに対しても、ケチをつけるところが一つもなかったと褒めると、泣き出してしまったアマル。K-POPアイドルを目指す外国人は、K-POPを聴きながら韓国語を勉強し、その歌手のスタイルも勉強するから、K-POPアイドルたちの何かが自然に体に染みついてしまうということをJ.Y.Parkも分かったうえで、それでもアマルなら克服できると確信していたし、克服できれば、すごいスターになるだろうと思っていたので、あえて厳しいことを言ってきたと明かし、温かい親心を見せていた。

アマル本人も、カッコよく見せたいという思いから、知らず知らずのうちに誰かのマネをしている自覚があり、悩んでいたので、お母さんに相談したら、「カッコよくしなくても、ありのままで十分にカッコいいから、そのままやればいい」と言ってくれたことを明かしたが、そんな苦悩を秘めていたので、涙が止まらなかったようだ。

ともかく、これで一皮むけたアマルがチーム順位2位。1位はシャイボーイから脱皮し、自信にあふれていたウ・ギョンジュンだった。PSYが、歌手には資質と気質があり、資質は体、そして喉から出るけれど、気質は姿勢、そしてまなざしから出るものだとし、ウ・ギョンジュンに「一度も見たことのないまなざしを見た。きょうは資質も見たし、初めて気質も見た」とその成長ぶりを評価した。

最後は、コウキとファン投票で不動の1位を守るイ・ゲフン(元JYP練習生)、チェ・テフン(元P NATION練習生)のチーム。パフォーマンスを見たJ.Y.Parkはボーイズグループのライブを見ているようだったとし、アンコールを要求するほど、目を奪われる完璧なステージだった。チームの点数は96点。

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2021.07.26