韓国音楽コンテンツ協会、“BTS(防弾少年団)などK-POPに厳しい”…兵務庁長インタビューに対して遺憾を示す

 

韓国音楽コンテンツ協会は「BTSの兵役免除関連記事のコメントを分析した結果、反対より賛成が多く、性別や年齢を考慮しても、軍服務を履行した男性が大多数というのは示唆するところが大きい」と述べた。また、「さらに国防部と兵務庁は、大衆文化芸術人の兵役延期基準を制定する際に一度も産業界の意見を聴取しなかった」として「特に大衆音楽界のみ過酷な規定を適用してきた兵務庁に、引き続き異議を提起するつもりだ」と強調した。


一方、昨年末、国会は大衆文化芸術分野の優秀者を入隊延期対象者に追加するという兵役法改正案を通過させた。その後、国防部は今年3月、兵役法施行令改正案の立法予告で「大衆文化芸術分野優秀者の範囲は、大衆文化芸術人の文化勲章や文化褒章を受けた者として、文化体育観光部長官が国威発揚に著しく貢献したと認めて推薦した人に定める」として、「大衆文化芸術分野優秀者の入隊延期上限年齢は30歳と定める」と明らかにし、この改正案は6月23日から施行された。

これに関連して、6月24日、韓国音楽コンテンツ協会は「リュ・ヒョンジン、ソン・フンミン、イ・チャンホ、チョ・ソンジンら、国威発揚を通じて兵役免除を受けた事例があるが、なぜ肝心な全世界的に影響を及ぼしているBTSは、入隊延期止まりなのかは疑問」と遺憾を表した。また、「このような国防部と兵務庁の根拠のない歌謡界弾圧が中止されることを願い、2017年から施行してきた『社会の関心層病的特別管理制度』により、兵役を逃れた歌手が何人いるかをメディアに公開し、これによって公正な兵役政策が策定されることを望む」と付け加えた。
BTSの場合、2018年に世界での韓流の位相を高めた点などが認められ、2018年に花冠文化勲章を受章した。これに対して文化体育部長官の推薦を受ければ軍入隊延期の対象となる。

2021.07.15