今年4月に除隊した後、さまざまなバラエティ番組にゲスト出演し、除隊の報告を兼ねながら元気な姿を見せる一方、ミュージカル「1976ハーラン・カウンティ」(5月28日~7月4日)では主人公ダニエル役を熱演し、さらに深みを増した演技と安定した歌唱力で感動を届けたイ・ホンギ(FTISLAND)。
本業のアーティストとしても、7月7日(水)にペク・チヨンとのデュエットリメイク曲「Can I Love Again」、8日(木)にはオンラインアクションRPG「ELSWORD(エルソード)」の主人公キャラクターであるエルソードのテーマ曲「El’s Word」をリリースするなど、除隊してからノンストップで活動を展開している。
そんなマルチに活躍中のイ・ホンギが単独でMCを務める新番組「ザ・プレイリスト」(Mnet)が7月7日にスタートした。この番組は、アーティストの実際のプレイリストを共有し、彼らの人生はもちろん、音楽人生のヒストリーやライブステージまで楽しめる音楽トークバラエティだ。
番組は、イ・ホンギがイ・ムンセの「街路樹の木陰に立てば」を熱唱するシーンからスタートした。そして、ゲストを迎えるメインセットに入ってきたイ・ホンギは、セットのインテリアをキョロキョロ見ながら「僕とすごく合っているんだけど」と独り言を言い、席に座ると、「MCイ・ホンギです」と自己紹介。ところが、まだ誰もいないので、自分が一人で拍手をして盛り上げている姿が寂しく感じたようで、フロアスタッフらに「拍手してくださいよ」と愛嬌(あいきょう)たっぷりに呼びかけた。すぐさま大きな拍手がわき起こり、イ・ホンギがニッコリ笑顔を浮かべるオープニングとなった。
初回ゲストは“世代を網羅する音楽の力”を持つアーティストとして、韓国を代表するヒップホップデュオ「Dynamic Duo」が登場した。お祝いの意味を込め、“人間花輪”になってやってきた2人の花輪には、「上手くいったらDynamic Duoのおかげ、いかなかったらイ・ホンギのせい」、「視聴率が下がったらAmoeba Cultureに来てください」というユーモアたっぷりのメッセージが。イ・ホンギは大笑いしながら、それを面白がってセットに飾り、和気あいあいとした雰囲気で始まった。
イ・ホンギは一人でトークを回さないといけないが、持ち前の明るさと親しみやすいキャラクターを生かし、スムーズに進行。五線譜に人生グラフを書きながら、当時よく聴いていたプレイリストを公開する「人生作曲グラフ」コーナー、普段からよく聴いている曲を公開し、その中の1曲をカラオケで歌う「日常プレイリスト」コーナーなどで、「Dynamic Duo」と楽しくトークを交わし、彼らの魅力を引き出した。
さらに、イ・ホンギのすごさを感じたのが、「Dynamic Duo」が所属するAmoeba Cultureの後輩たちが登場してからだ。R&BシーンでホットなSOLEには、ワンフレーズ歌ってほしいとお願いし、SOLEが歌い終えると、「笑い声と歌うときの声が全く違いますね」と驚いていたが、わずかな間に笑い声まで把握していたのだ。
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