人気アイドルグループSHINeeが、デビュー後初の日本東京ドームコンサートを盛況のうちに終了した。
韓国デビュー7年、日本デビュー4年を迎えたSHINeeは、「音楽とパフォーマンスでより成熟した姿をお見せする」と固い意志を表した。
SHINeeは、14日と15日に日本東京ドームで「SHINee WORLD 2014-I’m Your Boy-Special Edition in TOKYO DOME」を開催して合計10万人余りのファンと出会った。
この日の東京ドームは「SHINee WORLD」そのものだった。デビュー以来初めて東京ドームのステージに立ったSHINeeは、個人のステージと特別パフォーマンスを始めとして合計32曲の華麗な公演でファンの心を完全に魅了した。
コンサートは約3時間40分にわたって進行されたが、SHINeeはダンスからR&B、バラードまで様々な音楽を披露し、時にはかっこよく、時にはキュートでコミカルに変身して、観客は時間が経つのも忘れてステージに見入った。盛りだくさんの映像とステージ、そしてファンのためのオーダーメードファンサービスで注目を集めた。会場のファンは皆立ち上がったまま公演に熱中してSHINeeと完全に一体となった。
メンバーは、コンサートが終わった後の記者懇談会で、今までの活動に対する感想とこれからの抱負などを語ってくれた。
SHINeeの今度の公演は、昨年9月の日本千葉公演を皮切りに東京、大阪、神戸、名古屋、福岡、広島、新潟など日本全国20都市で開かれたツアーのスペシャル公演であると同時にフィナーレだった。コンサートでは日本で発表したヒット曲と韓国でのアルバム収録曲、11日に日本で発売されたニューシングル「Your Number」、「LOVE」などのステージが披露された。
◇ 次はSHINeeとの一問一答。
- 初の東京ドームでのコンサートを終えた感想は。
ミンホ: 初のドーム公演だったからか、最初から信じられない気持ちだったったが、こうして終わるまでを振り返って見ると、頭の中に記憶としてひとつひとつ全てが残っている。本当に幸せなステージだったし、絶対に忘れることができないステージとして記憶されると思う。
キー: 去年からホールツアーを始めて1000万~2000万人の観客と出会えて、また感謝したいコンサートになった。この30回目の公演を経て東京ドームに来たから、ファンからもらった愛をたくさん感じて涙が出た。
オンユ: 日本公演をしながら思ったことは、韓国に帰っても、もっとがんばりたいということだ。良い機会があったら一生懸命がんばる。
テミン: 東京ドームというこんな大きいステージに立てて良い経験を積んだ。これを土台にもっと発展できるよう努力するし、SHINeeもやはりもっと飛躍する姿をお見せしたい。
ジョンヒョン: コンサートはやる度ごとに感銘が深かったが、今年はドーム公演も決まっていたのでとても期待していた。メンバーが皆コンサートの準備を熱心にし、今日は一緒にしながら記憶に残ることがたくさん出来た。いつも思うが、コンサートは僕たち5人だけでなく観客が一緒にいてこそ完成されると思う。今日は本当に一生懸命にやったし、良い経験になったステージだった。
- ドームツアーまで出来るようになった原動力は何だと思うか。
ジョンヒョン: ずっと日本でツアーを続けて来た。かなりの回数のツアーをしたし、アリーナツアーを続けながら去年ホールツアーを計画した。その理由は、日本各地にいる多くのファンに会うためだ。1000人、2000人と比較的小さい規模の公演だった。それをしながら準備したステージが、今の東京ドームのステージと大きな違いはない。その理由は、アリーナ公演に来れなかったファンの方々にもっと近くでお見せしたいという希望があった。そんな思いが日本で通じたのではないかと思う。4年の間、ずっとアルバムを出して準備をして来て、メンバーのあらゆる活動が総合されてドーム公演につながったのではないかと思う。
- キーは「Fire」のステージ中で涙を見せたが、そのときの気持ちはどうだったのか。
キー: あの歌をきいていると涙が止まらなくなった。「Fire」の特別な事情があったというよりは、歌詞が本当によくて、僕たちが歌わないで観客の方々が歌う瞬間があったが、5万人近いたファンの方々が歌詞を覚えて歌ってくださったことに感動したようだ。今日は泣くかもしれないと思ってはいたが、その部分だとは思わなかった。終わりは泣くかなと予想はしたが、「Fire」で泣くとは思わなかった。我知らず涙が出た。もっと一生懸命がんばろうという思いになった。
- テミンは公演中、足が痙攣を起こしたと聞いたが。
テミン: 緊張しすぎたようです。東京ドームに立つということ自体とてもドキドキして、そうしたら足に痙攣が起こった。コンディションにも無理があったと思う。心ばかりが焦ってしまった。そのときは、ただ悔しかった。本当にすべてお見せしたいのに、メンバーに迷惑をかけたようでもあったし、またよりによって初めて公開する「Your Number」という曲だったので本当に悔しかった。
- 最後にメンバー同士で抱き合っていたが、どんな話をしたのか。
ジョンヒョン: そういうことがよくあると思う。いつも言うことは「みんな良くがんばった」という言葉だ。
ミンホ: 初めてデビューした時から夢に描いたステージだったからか、抱きしめて「がんばった」と言った。その言葉以外に何も浮かばなかった。5人がひとつになって努力したし、だからここまで来たという思いに「よくがんばった」という言葉以外は他に思いつかなかった。
- 今年は韓国での活動計画もあるか。
オンユ: 韓国で新しいアルバム準備をしている。遠からず良い作品でお目にかかれると思う。
ミンホ: 準備している。僕たちも久しぶりに韓国で出すアルバムだから沢山の期待をしてるし、そのぶんファンの方々を失望させないように熱心に準備している。今年中にもっと成長した姿で帰って来ます。