韓国の食品会社オットギが「The BTS Meal」の世界的人気に笑顔を見せている。
オットギは「BTS」とマクドナルドのコラボレーション商品に含まれる「スイートチリソース」と「ケイジャンソース」を納品している会社だ。業界では、オットギが「The BTS Meal」の開発に携わったことで、実績の改善はもちろん、自社のソース製作ノウハウでグローバル市場に拡大する契機になるだろうと見据えている。
去る6日、関連業界によると、オットギは先月27日から販売を開始した「The BTS Meal」で提供されるソース2種を製作・供給している。オットギは該当ソースを韓国マクドナルドほか、タイや台湾、香港など「The BTS Meal」が売られるアジア地域に輸出している。
「The BTS Meal」は「BTS」が好きだというマックナゲット10ピース、ポテトMサイズ、コーラ(飲料水)Mサイズにスイートチリ味とケイジャン味のソースで構成。世界49ヶ国で順次発売中で、「BTS」のグローバル人気に後押しされながらメニューの売り上げも好調だ。
オットギはマクドナルドが韓国に進出した1988年からパートナーシップを結び、さまざまなソースを開発してきた。
「The BTS Meal」の人気はオットギの実績改善に肯定的な影響を及ぼすと見られる。昨年、新型コロナウイルスの感染拡大でラーメンの需要が増幅し、オットギなどのラーメン製造会社は高い実績を記録した。だが、今年は昨年に比べてラーメンの需要が落ち、別製品群の成長が必要不可欠な状況となった。
そんな中で「The BTS Meal」の成功はオットギのソース類の売上増大や、世界的市場での製品力に注目が集まったと分析される。オットギの関係者は「会社の実績も良くなるだろう」と期待感を示した。
WOW!Korea提供