※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。
「ヴィンチェンツォ」でオク・テギョンが悪の軸にふさわしい姿を披露した。
「ヴィンチェンツォ」の隠れた悪党であるチャン・ジュヌ(オク・テギョン)の悪行がますます大胆になる中、善良な顔の裏に誰より黒い本音を持つソシオパスのチャン・ジュヌの狂気じみた姿が劇の緊張感を倍加させて視聴者をひきつけている。
前回の放送でテギョンは、吹き荒れる展開の中心で存在感を見せた。韓国を自分の手につかむという野望のもとでバベル製薬の鎮痛剤の生産に拍車をかけたり、グムガプラザの撤去にやくざを投入したり、ヴィンチェンツォ(ソン・ジュンギ)の弱点をつかむためにイタリア人を送るなど毒気にあふれた姿で視聴者をぐいぐいと引き込んだ。
特に南東部地検のファン地検長を脅迫するためにソ部長をアイスホッケーのスティックで叩き殺すという無慈悲な暴力性で、自分の気に入らなければ誰でも容赦なく排除してしまうというソシオパスの姿をいかんなく見せて衝撃を与えた。
一抹の罪悪感さえ全く見られない冷笑的な顔でスティックについた血を洗い流したジュヌは、ソ部長を害したことが問題になるかもしれないというスンヒョク(チョ・ハンチョル)の言葉に「私にとって最大の問題は、私の気分が害すること以外にない」と狂気の漂う目つきで本性を表わしたソシオパスのチャン・ジュヌの暴走が果たしてどこまで大きくなるかが関心を高めている。
(2ページに続く)