韓国男性グループ「Stray Kids」のヒョンジンが過去の言動について謝罪したなか、彼の学生時代を見守ってきたというA 氏がやるせない気持ちを明かした。
ヒョンジンの過去の行動が事実とあまりにも違う形で拡散されているというものだ。
教師A 師は26日OSENに「こんにちは。私は『Stray Kids』ヒョンジン君が卒業した学校の2016年度卒業生の入学から卒業まで見守ってきた教師です」という文章を送付してきた。
以下、教師A氏がOSENに送った文章全文。
こんにちは。私は「Stray Kids」ヒョンジン君が卒業した学校の2016年度卒業生の入学から卒業までの学校生活を全て見守ってきた教師です。
ファン・ヒョンジンを取り巻く今回の投稿文や騒動を見ると、やるせない気持ちでいっぱいになり、この文章を書くことにしました。私にも歪曲している記憶があるかもしれないので、当時一緒に勤務していた先生方と電話をし、当時の状況を再確認しました。私が覚えている範囲で当時の学校の雰囲気と状況を客観的につづっていこうと思います。
ヒョンジンが中学校2年生の時のクラスは全体的に負けん気が強く、尖った性格の生徒が多く、張り詰めた雰囲気のクラスでした。まだ未熟な時期でもありましたが、お互いの足りない部分を認め合うとうより、互いに非難し、揶揄しあう雰囲気がクラスにありました。当時私たち教師が感じていたことをお話しすると、彼のクラスの多数の生徒がクラスの空気に飲まれて表現の仕方が未熟で足りなかったと記憶しています。ヒョンジンもそのような空気のなかで、自身を取り巻く環境のせいで戸惑うことも多く、言葉や行動が多少荒っぽく、神経質になっていたように思います。
ヒョンジンが当時言葉や行動で誰かを傷つけたこともあったかもしれませんが、このようなクラスの雰囲気があったため、ヒョンジンが主導して暴力をふるったというのは事実でないため、残念でなりません。
自身の過ちについて十分に反省し、傷つけた友人に謝罪し、許しを請い、それに関する責任を果たすのは当然のことです。しかし芸能人という理由で、当時クラスで起きていた全てのことの非難と責任がヒョンジンにだけ注がれるのは残酷だと思います。電話した先生方も「ヒョンジンが性格の悪い人として残ること、そう刻印されてしまうことはあまりにもひどい」という意見でした。
今回の騒動が卒業生のあいだでも話題になっていることを知っています。普段から連絡を取り合っているヒョンジンの同級生は「当時はみんなが人を傷つけているとも知らずに悪口を言い合っていました。私も誰かを傷つけていたかもしれません。機会があるなら私も傷つけた人に謝りたいです。言葉の重さと責任を改めて感じました」と言っていました。
未熟な思春期の青少年たちがあつまっていた中学校2年生の当時、ぎすぎすとしたクラスの雰囲気でつらい時期を過ごしていたであろう自分の生徒が苦しんでいると思うと悲しいです。未熟な生徒たちでしたが、皆が私の大切な生徒です。3年間指導してきた教師としてどの生徒も当時の記憶で傷つくことがないように祈りつつ、この文章をお送りします。
WOW!Korea提供