「イベントレポ」Stray Kidsが初の配信ファンミーティングを開催!“探偵”に扮したメンバーたちがSTAYとともに珍クエストに挑む

まずは“SKZ-X 探偵力クイズ”。8問中3問を正解しなければならないが、難易度はかなり高い。「バンチャンの好きなソンピョン(チュソクという韓国の祭日に食べる餅菓子のこと)は?」や「幼いごろ、ヒョンジンが挑戦したけど諦めてしまった大会の名前は?」、「フィリックスの韓国名の由来は?」、「歯の矯正が終ったばかりのアイエンが最初に食べたものは?」「ハンが生まれ変わったらなりたい生き物とは?」「チャンビンが中1のとき、特技自慢大会で披露した楽曲は?」「リノが話した自分だけの美容法とは?」「デビュー前、スンミンがボーカルの先生におススメされたあだ名は?」など。マニアックなクイズにもかかわらず、全問正解!

続いて、STAYが投票した順位結果から質問内容を推理する、再び高難易度のクイズ。「“〇〇が一番難しそうなメンバーは?”の1位はヒョンジン、2位がハン」という質問の正解は「“品物の返品”が一番“苦手”」だった。投票理由は「ヒョンジンは、返品をされた店員さんが傷付いてしまうことを嫌がりそうだから」とか「ハンは返しに行くのをめんどくさがりそうだから」と、メンバーの性格を熟知したSTAYのコメントに、本人たちも納得していた。パートチェンジをして「Get Cool」を歌うクエストでは、普段は絶対見られない緩さが新鮮だった。いよいよ最後のクエストへ。「Boxer」のエンディングで、顔を縦一列に積み上げてポーズせよ、というもの。ハードな作業なのに一発で成功! 一番下にいたハンはさぞ重くて大変だっただろうと思いきや、「バンチャン兄さんが、僕に気遣ってヒザを立てていてくれたんだ」と感動的な話…をしているハンに、小学生のようなイタズラをしかけては脱兎のごとく逃げ出した、リノ。こんな気の置けない関係が彼らの絆の強さなのかもしれない。

見事なチームワーク&推理力で爆弾を解除したメンバーたち。応援してくれたSTAYへの思いを込めて「You Can STAY」を歌い上げる。歌だけでなく、それぞれが自分の言葉でSTAYへの感謝を語るエンディング映像も。「頑張って過ごした日々の結果を、ようやくSTAYに見せることができました」(ハン)。「すごく楽しみながら準備したんだけど、みんなちゃんと見てくれたかな?」(リノ)。「STAYに言いたいことはたくさんあるのに、どう表現すればいいのかわからないけど…STAY、本当にありがとう。これからも僕と一生をともにできたらいいなと思います」(チャンビン)。「STAYが僕たちのことで笑顔でいっぱいになる日々を過ごしてほしい」(ヒョンジン) 。「今日のオンラインファンミーティングは楽しかったですか? 僕はどんな形であれ、STAYに会えてうれしかったです」(アイエン)。「愛らしい僕たちのSTAY。一緒に癒される時間が過ごせて本当に良かった。今日という日も大事な思い出になってほしいです」(フィリックス)。 (メンバーたちと)大切な思い出を作っていっていると思って本当に幸せです。ファンミで新たな姿をお見せできたと思いますが、STAYが満足してくれたら僕も幸せです。(バンチャン)「いつも感謝の気持ちでいっぱいです。これからも一緒に幸せになりましょう!」(スンミン)。

そしてアンコールステージへ。上下黒の衣装に着替えて歌うのは、今回が生パフォーマンス初披露の「Pacemaker」。“いつだって君と一緒だ”というSTAYへのメッセージを強く感じた。息の上がった声で「今日は“爆弾の解除だけする”って聞いていたのに、こんなにたくさんのことをやるとは……」(チャンビン)とぼやくも、STAYの応援コメントが続々と寄せられ、嬉しそうだ。「直接会えない日々が続いているけど…STAYが僕の側にいるし、僕たちもSTAYのそばにいるから心配しないでください」(バンチャン)。「オンラインステージになかなか慣れなくて…それだけSTAYに直接会いたかったみたいです」(ヒョンジン)。「昔のステージを準備していたら、懐かしい気持ちになりました。次は直接お会いしましょう!」(スンミン)。そしてバンチャンが世界中のSTAYに向けて英語で挨拶も。 STAYに向けて英語で挨拶した後、「My Pace」MV再生回数がファンミーティング当日の朝に1億回を突破したというビッグニュースを報告し、STAYに感謝の気持ちを伝えた。歓びに沸く中で場面がスイッチ。すると、愛らしい動物の着ぐるみを着た8人(=SKZOO)が姿を現す。愛らしい動物たちが真面目に熱唱する「God’s Menu」で、本公演は幕を閉じた。「何を選んでも五感を満足させるでしょ?」という詞の通り、最後の最後までとことん魅せてくれたのだった。
‘SKZ-X’探偵団はSTAYの心を見事に推理した。コロナ禍でメンバーに会えない日々を送っていたSTAYが待ち望んでいたもの。その全てが詰め込まれた宝石箱のように、優しさと輝きに満ちた公演だった。

(3ページに続く)

2021.02.22