しかも、ハン・ジミンはそのスタッフの名前まで覚えていて、その後、「なんでさっき、あいさつしなかったの?」と懐かしそうに話しかけていた。「しようと思ったけど、僕のことを覚えていないと思って」とカメラマンが恐縮していたが、近況を聞くなど、気さくな様子で見た目だけでなく、心までキレイで可愛いハン・ジミン。芸能界にもハン・ジミンファンが多いそうだが、その理由が分かったような気がする。
12日の放送では、映画についてのインタビューの模様が公開された。ハン・ジミンとナム・ジュヒョクの共演はドラマ「まぶしくて~私たちの輝く時間~」に続いて、2度目となる。キャスティングエピソードとして、ドラマのときはハン・ジミンがナム・ジュヒョクを推薦したが、「ジョゼ」ではナム・ジュヒョクが先に決まっていたので、ハン・ジミンがナム・ジュヒョクに一緒に演技をしても大丈夫かと聞いたそうだ。そこでナム・ジュヒョクが、ハン・ジミンが作っていくキャラクターが楽しみだと答え、2度目の共演となったというわけだ。インタビュー中、2人とも同じタイミングで足を組み、膝の上に手を乗せるという同じポーズをしていた場面もあり、息もぴったり。
ドラマでは、ナム・ジュヒョクが人見知りもしていたし、静かだったが、今回の映画ではお互い気楽な雰囲気で始まったので、ナム・ジュヒョクが水を得た魚のようだったという。また、映画の名ゼリフとして、ハン・ジミンは「時にはあなたと一番遠い所に行きたかった。そう思いながらも、閉じ込められていたかった」、ナム・ジュヒョクは「ところで名前は?」、「そばにいるよ、一生そばにいるよ」を挙げ、進行を務めたホン・ヒョンヒと再現して見せたり、最後に「ジョ」「ゼ」であいうえお作文も披露。
そして、インタビューが終わったと思いきや、両親の影響で、昔の曲が好きだと話していたナム・ジュヒョクが一曲歌う流れに。恥ずかしがっていたが、カラオケの十八番だというイ・スンヨルの「キダリム」をアカペラで披露した。この曲は、2018年の日本でのファンミーティングでもオープニングで歌った曲だ。カラオケに行ったら、マイクを話さないというナム・ジュヒョクだが、さすがにインタビューの現場では緊張したようだった。
その後、ホン・ヒョンヒとマネジャーも含め、4人で食事に行ったときには、ラクな気持ちで(⁉)キム・ヒョンソクの「My love by my side」をアカペラで歌い、ディナーショー状態に。その流れで、ハン・ジミンも1曲歌い、本当に楽しそうな雰囲気だった。
「全知的おせっかい視点」効果で、「ハン・ジミン トッポッキ」、「ハン・ジミン マスク」がワード検索に浮上し、映画「ジョゼ」より話題になっている、とハン・ジミンがその後出演したラジオで話していたが、十分に宣伝効果はあったはずだ。「ジョゼ」は公開日より連日ボックスオフィス1位をキープし、コロナ禍で善戦している。