一緒に料理をしながら、優しい笑顔を見せ、ショウタロウを気遣っていたユウタ、そして、ニコニコしながらユウタの言う通りに動き、可愛く付いていくショウタロウ。その様子が本当に微笑ましく、まさに仲睦まじい兄と弟のようで、映像のテロップでも、“ユウタロウ(ユウタ+ショウタロウ)兄弟”と命名されていたほどだった。
また、ユウタは面倒見がいいのか、年下メンバーたちが可愛くて仕方ないのか、料理中に偵察にやってきたヘチャンに焼きたての肉を「あ~ん」して食べさせ、出来上がったチャーシュー丼もシャオジュンとマークに「あ~ん」して食べさせ、メンバーたちが「おいしい」とリアクションする姿に嬉しそうにしていた。何より、メンバーたちが一列に勢ぞろいし、席に着いたときも、隣には大好きなマークがいたし、ウィンウィンから「ユウタ兄さん、テイル兄さんと会えてすごく嬉しかったです」と言われたのも、ユウタのご機嫌ポイントだったのだろう。ユウタはウィンウィンに指ハートで応えていた。
今回の番組を通して、「NCT」のメンバー23人はお互いのことをもっとよく知り、団結力を深めるいい機会となったようだ。キャンプの終わりに、メンバーたちがそれぞれ感想を言った後、ビデオレターで「僕たちはお互いに支え、励まし合い、時には元気を与え合えるから、みんなで集まる場がすごく大切だといつも感じる。
みんな頑張って、人生で一番輝くこの時期に、一番輝けたら嬉しい」と語っていたテヨンが「大変なとき、元気をくれるのは今隣にいるメンバーたちだけ。みんなお互いにもっと頼りながら、みんなで一緒にこうして前に進んでいこう!」と気合を入れ、締めくくった。
また、今回の最終回ではスペシャルステージも見どころたっぷりだった。「Make A Wish (Birthday Song)」、2084年のセットを舞台にした「Misfit」とテレビ初公開の「Déjà Vu; 舞代路」、「90’s Love」ミュージックビデオのビハインドと特別ステージ、ファンキーなノリの「Work it」まで披露。
さらに、エンディングではテイル、ユウタ、クン、ドヨン、ヘチャン、ロンジュン、チョンロが韓国語、日本語、中国語で歌うバラード「From Home」のステージで幕を閉じ、パフォーマンス面でも目をくぎ付けにした。
マークが「初めて会ったとき、“わ~、本当に人数が多いな”と思ったけれど、よく見ると、それぞれの魅力がすごくたくさんある」と話していたが、まさにこの番組は23人23様の個性がそのまま盛り込まれていたし、改めて「NCT」の魅力を再発見できる番組だった。