今年2回目となるオンラインライブ生配信を11月29日(日)に行ったApeace。今回は兵役を終え、日本に戻ってきたゴンヒ&スンヒョクのステージ出演と、ソンホのリモート出演が実現し、3部制での見応えたっぷりの公演を届けた。
「ゴンヒ&スンヒョク挨拶会ファンミーティング」と題し、久しぶりに日本のステージに立ったゴンヒとスンヒョクがトークやファンからのリクエストに応える形で進行しながら、急遽アカペラでワンコーラスを披露した第1部に続き、第2部は「Apeace LIVE STAGE」。ゴンヒ&スンヒョクも含めた9人でのライブパフォーマンスを中心に楽しいトークも交え、Apeaceの魅力がたっぷり感じられる回となった。
最新曲「MAMA お願い」でライブの幕を開けたメンバーたちは、末っ子のJ.Dからシヒョク、ヨンウク、ジヌ、ヒョンソン&ウォンシクは腕を組んで、最後にヨンウォンという順番で、7人が可愛くキュートに登場。続く、ダンスナンバー「GENTLEMAN」では圧巻のシンクロダンスで魅せた。
続いて、除隊して戻ってきたゴンヒとスンヒョクが加わり、9人でバラード「Always」を熱唱。この曲は、兵役のためグループを離れているメンバーに向け、“帰ってくる場所はここだよ”という残っているメンバーたちの気持ちを込めた曲として、2019年1月にダブルA面シングル「Never Ever End/Always」としてリリースされた曲。ちょうどゴンヒが「帰ってくる場所はここだと信じていた」という歌詞を歌う場面が感慨深く、隣にいたウォンシクがゴンヒの腕をつかまえて、「寂しいよ ここにいてよ」と歌った場面も気持ちが込められていて、まさにこのシチュエーションにぴったりの感動的なステージだった。
そして、9人でオープニングのあいさつをした後、リーダーのヨンウォンから前日、突然の発表でファンを驚かせた告知について説明があった。公式サイトで「一時帰国に伴うApeaceグループ活動休止のお知らせ」というタイトルでお知らせが出たが、SNSではファンから寂しいという声もある一方、応援のメッセージももらい、勇気をもらったという。「前向きにApeaceのパフォーマンスをパワーアップする時間と考えて、(活動休止は)メンバーと会社で話し合いをして決めました。来年5月に10周年を迎えるので、その10周年ライブを完璧に準備するため、韓国に元気に行ってこようかなと思っています」と伝えた。
その後、ライブパフォーマンスでは、抜群の歌唱力でバラードをしっとり聴かせたり、キレキレのダイナミックなダンスパフォーマンスでダンスナンバーを披露したり、曲ごとにさまざまな表情を見せたメンバーたち。
無観客ではあるが、「Overture」では本来ファンが「キャー」となる場面で、ヨンウクが「Angelpeace(Apeaceのファンの呼称)、叫べ~!」とあおり、盛り上げるなど、自宅で視聴しているであろうファンの気分を高める一幕も。
また、曲によってはアレンジを変えて披露したり、これまでもApeaceはそうだったが、入隊・除隊が繰り返され、メンバー数が変動するたびに、動線やパートが変わってきたわけだが、今回も9人の曲では見事なフォーメーションでパフォーマンスを見せるなど、人数が変わってもチームワークの良さは変わらず、きっちり仕上げてくるのはさすがだった。
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