料理の取り分けもするなど、気配りもできるため、ファン・ジェソンが「きょう1日、SE7ENと一緒にいて、人とケンカをしたことがないような印象を受けた。人柄が本当に素晴らしい」と思わずつぶやいたが、それもそのはず。SE7ENは両親がケンカをしている姿を一度も見たことがないのだそうだ。だから、自分も幼い頃から今まで、一度もケンカや言い争いをしたことがないという。SE7ENの家族は30人以上の3代が集まる大家族だが、毎週集まるぐらいの仲良し。イム・ジホはその家族の仲の良さは、“配慮”が前提にあるからだと分析。そのような配慮が、SE7EN本人の体にも幼い頃から染みついているから、ケンカをすることがないのだろう、とSE7ENの“配慮”を褒め称えた。
この日のために、前日の夕飯から食事を抜いてきたというSE7ENは、おいしそうに食べる姿も印象的だった。SE7ENのことを「内面がとても変わっている」と評したイム・ジホが、「その独特な魅力で、新しい変化を起こし、飛躍してほしい」という意味で、“地鶏と飴”という合いそうにない材料を混ぜ、SE7ENのための料理を完成させた。そして、他にも数々の料理が食卓を彩り、見事な食べっぷりを見せていたSE7EN。食レポは苦手なようで、「おいしくて、“本当においしい”以外、言葉が思い浮かばない。申し訳ないぐらい」と言っていたが、表情でそのおいしさを十分に表現していた。
また、SE7ENは知られざる秘話も率直に語った。子供の頃、両親が大きなビュッフェレストランを運営していて、残った料理を毎日持ち帰って来ていたので、それを学校のお弁当にし、友達には「ご飯だけ持ってくればいいよ」と言って、みんなの分までおかずを持って行ったおかげで、学校では超人気者になり、そのときが全盛期だったというSE7EN。
歌手になりたかった父を2018年12月24日のコンサートに招き、デュエットステージを披露したというエピソードでは、日本でのコンサートという紹介はなかったが、日本でのものだと思われ、温かい親孝行話にほっこり。
さらに、交際5年の女優イ・ダヘについても、友達のように付き合っていて、おままごとをするように幼稚に遊んだりもしていると幸せオーラを発揮。1984年生まれの同い年だが、イ・ダヘは大人で礼儀正しく、姉のようでもあり、学ぶ点が多いという。「一緒にいると、いつも自分が未熟だと感じるし、自分がしっかりやらなきゃと考えさせてくれる人」、「自分が一番つらい時期、そばにいてくれたので、なおさら大切であり、ありがたい存在」と交際も順調な様子だった。プライベートも充実しているからか、SE7ENは穏やかないい表情をしていた。