撮影後に続いたインタビューでキム・ボムは、イ・ランというキャラクターを具体化する過程で思いついたアイデアについて、「イ・ランを思うと破壊の本能である『タナトス(ギリシャ神話に登場する死の神)』が思い浮かんだ。イ・ランは、愛から捨てられてすべてを破壊したいという感情が深く位置した人物」として、本人の視点からの解釈を明らかにした。また、イ・ランについて「憎めない、哀れだ、助けてあげたい、悪役というには曖昧な悪役であってほしかった」として、「悪役は、いつも表現したい欲求に火をつけるという面がある」と付け加えた。アクションや深くダイナミックな感情まで、見せるものが多かったキャラクターであるイランに関して、「メロに対する名残惜しさはあった」と笑いながらも、「しかし、メロラインがなくてより自由だったと思う。ひとつの関係にとらわれず、自分の感情を展開して演技することができた」と語った。
デビュー15年目となった自身のキャリアを振り返った彼は、「しばらくの間、この仕事が私に合わないという気がしてジレンマに陥ったこともあったが、『九尾狐伝』に合流して久しぶりに働いて、無限な興味と楽しさを感じている。長い期間落ち込んでいたし、今まさに振り切って立ち上がった状態」という心境を率直に明らかにした。
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