チュウォンだから可能だった千の顔…「アリス」で再び証明

 

微細な目つきと声、ジェスチャーが完全にキャラクターと一体となり、ドラマではチュウォンではなくジンギョムにしか見えないほどだった。加えて、体当たりのアクションで視聴者に爽快なカタルシスをプレゼントして緊張感を倍加し、見る楽しさを加えた。
一方、善と悪を行き来して展開した極と極の演技は、見る人々に大きな衝撃をもたらした。特にチュウォンは、瞬間映る表情と微妙に変化する雰囲気の中で別の人物になりきって、刻々と変化するジンギョムの感情や心理を緻密で明確に描き出した。

こうしてチュウォンは、スピーディーで壮大に説得力を加える熱演で、毎分、毎シーン見る人の視線をくぎ付けにした。同じシーンで異なる状況を表現したチュウォンの好演は、大衆の脳裏に強い印象を残した。
こうして、最後まで大活躍したチュウォンは、限界のない無限の演技力で幅広いスペクトルを再び証明し、信じてみる俳優の真価を見せた。

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2020.10.25