初回は“変わった飲食店”がテーマで、スーパーの中で材料を買い、それを持ち込み、自分で料理をして食べられるスーパー内食堂、1日1時間だけ営業をする人気のタッポックン(鶏肉炒め)ラーメン店、1人当たり100万ウォンのVVIP韓国料理レストランの3店舗を巡ったメンバーたち。その中から制作陣が作った偽物店を当てるのだが、イ・サンヨプとチョン・ソミンが偽物であるタッポックンラーメン店を見事に見抜き、笑いのセンスだけでなく、本物を見極めるセンスまで発揮し、ゲストとしての役割を十分に果たした。
続いて、イ・サンヨプはこの日スタートした教養番組「悩み解決リアリティ-インタビューゲーム」(SBS)に登場。イ・サンヨプが女性お笑い芸人イ・ヨンジャ、女性タレントのキム・ナヨンと共に初のMCに挑戦することから、注目を集めていた番組だ。
同番組は、悩みや心配事を持つ出演者が、自ら会いたい人にインタビューをしに行き、自分の問題を解決していく形式のリアリティ。3つのエピソードで構成され、初回はキリスト教信者の母を持ちながら、巫俗になった息子、恋と友情の間で悩む子役俳優、父と和解をしたいトロット歌手キム・ギョンミンが登場。
進行を務める3人はラジオのDJのように、エピソードVTRを見ながらコメントしていくスタイルだが、イ・サンヨプはオープニングのナレーションから、心地よい中低音ボイスで番組を幕開け。バラエティでの姿とは全く違う、落ち着いたトーンで、真剣な姿を見せるなど、悩みを持つ出演者に寄り添ったコメントや安定した進行ぶりで、MCデビューを成功させたと好評を博している。与えられた役割を器用にこなすイ・サンヨプには、まだまだ伸びしろがありそうだ。