続いて、「BTS(防弾少年団)」がヒーリング旅行に出かけ、休暇を満喫する「In the SOOP BTS ver.」(JTBC)が8月19日(水)にスタート。同番組は“日常と休暇の間”というコンセプトで、メンバーたちが自然の中で平凡な時間を過ごしながら、リフレッシュする日常の姿を届けるというもので、全8話で構成。ファンにとっては、そんな彼らの姿を見るだけでも、十分ヒーリングになる。
放送後、撮影地が話題となったが、ここは江原道春川市史北面佳日里にある一戸建てペンション。主に企業のイベントや結婚式などで使われる場所のようで、ペンションの周りは、まるで絵画のような風景が広がり、室内のインテリアもキレイで高級感あふれるものばかりだ。
そんな中、初回放送では、メンバーたちの休暇1日目の様子が描かれ、昼食はJUNG KOOKとSUGAが料理を担当。SUGAが肉を焼き、JUNG KOOKが映画「パラサイト 半地下の家族」で登場し、話題となった“チャパグリ(韓国風ジャージャー麺とピリ辛ラーメンをミックスしたもの)”を作り、メンバーたちの胃袋を大満足させた。
他にもJIN、RM、JIMINが卓球対決をするなど、それぞれが自由に楽しむ姿が視線をとらえたが、この日の瞬間最高視聴率は、メンバーたちが車3台に分かれて、ペンションに向かう場面。
SUGA、JIMIN、JUNG KOOKが運転をしたが、高速道路のトールゲートで、チケットを取ろうと手を伸ばすも、SUGAとJUNG KOOKは手が届かず、メンバーたちからからかわれ、大爆笑となったシーンだった。
なお、韓国の番組はどれも当たり前のように再放送があるが、「In the SOOP BTS ver.」に限っては、再放送がないのが特徴。放送翌日0時から、アプリ「Weverse」(有料)で視聴が可能となり、テレビ放送は60分の編成だが、「Weverse」では80分に拡大したバージョンが配信され、ビハインド映像も公開。しかも、韓国語以外に英語、日本語、中国語の字幕付きなのだ。さすがワールドクラス「BTS」を抱えるBigHit。コロナ渦のご時世にいち早く対応した形で、ワールドツアーの中止により、会えない海外ファンも満足させている。