「コラム」連載 康熙奉(カン・ヒボン)のオンジェナ韓流Vol.125「次に見るなら『椿の花咲く頃』」

評判がとてもいい

偶然に再会するドンベクとジョンリョル。実はジョンリョルは、ドンベクが育てている小学1年生のピルグ(キム・ガンフン)の父親なのだ。こうして三角関係の3人が出そろった。ひと騒動もふた騒動も起こるのが当然のことなのだ。
さらにドラマには重要な題材が絡んでくる。のどかな町なのに連続殺人事件が発生し、ドンベクはその犯人の目撃者になってしまっていたのだ。
ここからスリル満点の映像が挟み込まれる。
果たして、ドンベクは身の安全を守ることができるだろうか。そして、ドンベクとヨンシクの恋愛はどのような展開になっていくだろうか。

さらに、未婚の母となっているドンベクに迫ってくるジョンリョルは、どうように関係を築こうとしていくのか。気になることがたくさんある。
町の人々も次から次へとストーリーに入ってきて、人間模様が複雑になる一方となった。全20話では足りないと思えるほどエピソードが満載なのだ。
とにかく、『椿の花咲く頃』は韓国で評判がとてもいい。『愛の不時着』や『梨泰院クラス』を上回るほどの人気を集めている。
もしも、『愛の不時着』や『梨泰院クラス』を堪能して、次にどの韓国ドラマを見ようかと考えている人がいるならば、ぜひ『椿の花咲く頃』を推奨したい。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

 

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  • 2020.08.15