運命の最終発表を前に、ステージ上に並んだ1位候補の2組。緊張感や不安からか下を向き、祈るように待つ「THE BOYZ」、どこかすっきりとした表情で前を向く「ONF」。
6月18日(木)に生放送された「Road to Kingdom」(Mnet)第8話(最終話)で、ついに「Kingdom」へと進出するグループが決定した。
「Kingdom」に出演できるのは総合ランキング(1~3次バトルの成績+動画再生回数+新曲音源成績+生放送メール投票)1位と、生放送メール投票1位の2組。ただし、総合ランキング1位と生
放送メール投票1位が同じであれば1組となる。
3次バトルまでの総合ランキングでは「ONF」が1位だったが、ここに動画再生回数+新曲音源成績が加わると、1位は「THE BOYZ」、2位は「ONF」と順位が逆転。残るは、生放送でのメール投票が運命の分かれ道となった。
ファイナルステージでは、5組が新曲のステージを初披露! 「ONEUS」は「バンパイア」コンセプトで、新曲「COME BACK HOME」を、「VERIVERY」は今回も強みであるシンクロダンスはもちろん、ミュージカル要素を加えたパフォーマンスで新曲「Beautiful-x」を、「THE BOYZ」は騎士に扮し、新曲「CHECKMATE」をチェスゲームを繰り広げるような華麗なパフォーマンスで魅せた。
ここでメール投票の中間結果として、2位の発表があり、「ONF」の名前が呼ばれた。Mnetのサバイバル番組では、お馴染みの中間発表だが、これがどう作用するのか。
新曲ステージの後半戦は、「PENTAGON」がプロデューサーでもあるリーダー、フイの自作曲で、自分たちの道を突き進んでいくという意味を込めた新曲「BASQUIAT」を、最後は「ONF」が、MKが作曲に参加し、新世界(「Kingdom」)へ行こうというメンバーたちの抱負が込められた「New World」でフィナーレを飾った。
さらに、5組のステージが終わった後、これまでパフォーマンスが際立つステージが多かったので、歌声で視聴者に感謝の気持ちを表現しようと、各グループのボーカル、フイ(PENTAGON)、ヒョジン(ONF)、ヒョンジェ(THE BOYZ)、ソホ(ONEUS)、ヨンホ(VERIVERY)の5人がスペシャルステージとして、「BTOB」の「It's Okay」を熱唱。グループの垣根を超え、美しいハーモニーを届けた。
全てのパフォーマンスが終わり、いよいよ運命の結果発表。「Kingdom」に進出できるのは1組と発表された。つまり、総合ランキングと生放送メール投票の1位が同じだったということだ。
1位候補として名前を呼ばれた「THE BOYZ」と「ONF」。ステージ上で発表を待つ姿が対照的だったが、やり切ったように清々しい表情で待つ「ONF」ではなく、祈るような表情で下を向いていた「THE BOYZ」が1位のトロフィーを手にした。
一気に緊張感から解き放たれ、膝から崩れ落ち、うれしさのあまり、涙を流して喜び合う「THE BOYZ」のメンバーたち。さらには、他のグループのメンバーたちもステージに駆け付けて祝福し、抱き合って健闘を称えるなど、感動的な光景が見られた。
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