「花より男子」以来、「個人の趣向」(2010)で戻ってきたイ・ミンホは、建築設計士役で一味違った魅力を公開する一方で、「シティーハンター」(2011)で初のアクション演技に挑戦して破格的な変身を試みた。イ・ミンホは当時、デビュー以来初めて挑戦するアクションにもかかわらず、フィリピンの実戦武術であるアルニスと特攻武術の一種であるクラヴ・マガを見事にこなし、国内外で好評を博した。
その後もイ・ミンホの挑戦は続いた。「シンイ-信義-」(2012年)で初の時代劇に挑戦した。深い眼差しとキレのあるアクションで多くの女性ファンを魅了した。そしてイ・ミンホは、再び現代劇に戻って「相続人」(2013)でティーンズロマンスの頂点に立った。「花より男子」のク・ジュンピョが、典型的な少女漫画の中の気難しい財閥2世だとしたら、「相続人」(2013年)のキム・タンは財閥の庶子という生まれながらの痛みによる寂しさが根底にある人物だった。
イ・ミンホは「相続人」のキム・タンと渾然一体となった演技でシンドローム級の人気を謳歌した。
イ・ミンホはこれに安住せず、再び演の変身を試みた。イ・ミンホは、映画「江南ブルース」(2015)では荒々しいキャラクターで強烈な変身を披露してスクリーンデビューを成功させた。特に大小の負傷にも代役なしですべてのアクションを消化し切り、「イ・ミンホの再発見」という賛辞を受けた。
20代の最後を飾った「青い海の伝説」(2016〜2017)では、前世のダムリョンと現生のホ・ジュンジェの一人二役で、これまでの魅力を集大成した多彩な演技を披露した。1人多役に近いイ・ミンホの七色の魅力と強靭な男らしさを感じさせる作品だった。
そして軍空白期以降、30代として開始した「ザ・キング:永遠の君主」(2020)では、いっそう深まったイ・ミンホの演技力と情熱を改めて確認させた。20代で見せたティーンズロマンス物の男性主人公としての姿を完全に脱ぎ捨てて、さらに成熟した演技で視線を集めた。「ザ・キング」を見た視聴者は、30代の完全な成熟美が感じられると評価した。デビュー14年目のイ・ミンホが歩む今後の日々がいっそう期待される。
・イ・ミンホ 数量限定オフィシャルグッズ「K1stshop」にて予約販売開始!
・イ・ミンホ、キム・ゴウンやウ・ドファンらとの名残惜しい姿公開
・<トレンドブログ>イ・ミンホの「ザ・キング:永遠の君主」最終回のビハインドカット大放出~!!
・イ・ミンホ、ビジュアル皇帝の最後のあいさつ“BYE 2gon(イ・ゴン)”