チョン・テウル（キム・ゴウン）のふりをするルナを無言で見つめる静かな眼差しは涼しい緊張感を与え、ガラスに映った自身を見て25年前の恩人の正体を悟る衝撃と混乱に包まれた姿は心拍数を高めた。そして「こうして完成されるんだったのか」という思いのほか低い独白とともに一筋の涙を流し、苦痛にうめき、床に倒れるイ・ミンホの渾身の演技が頂点に達した。
13話のエンディングシーンは、銃声が響いた1話の夜の状況と歯車のようにかみ合った爽快なカタルシスをもたらした。覆面に隠されていた男の顔があらわれる最後のカットでは、イ・ミンホの強烈な目つきが反転が与えて戦慄を倍増した。

放送直後、「イ・ミンホのエンディング、衝撃。鳥肌の連続」「イ・ミンホの顔、目が赤くて私が毒を飲んだ感じ。毎回歴代級だ」「イ・ミンホでない皇帝は想像できない」「イ・ミンホの皇帝アウラは真実だ」などの好評があふれた。
イ・ミンホは最後まで皇帝イ・ゴンそのものに扮して視聴者を引き込んでいる。気品に溢れるビジュアルはもちろん、やわらかくて重みのあるカリスマ性で生まれながらの皇帝の魅力を発して、世界中の女心を揺り動かしている。

何よりいっそう深くなったイ・ミンホの眼差しと声が平行世界のロマンスの切なさを倍加し、多くの人々を「皇帝シンドローム」に追い込んでいる。人物自体に集中することができるように、俳優が外的にも内的にも緻密に分析し、細かく努力を傾けたことがうかがわれる。
SBS「ザ・キング：永遠の君主」14話は、6月5日午後10時に韓国で放送される。

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