酔った女性に集団性暴行をはたらいた容疑などで1審に続き2審でも実刑判決を受けた歌手のチョン・ジュンヨン(31)が、韓国の最高裁判所にあたる大法院に最終判断を任せることにした。
チョン・ジュンヨン側の弁護人は13日、ソウル高等法院 刑事12部に上告状を提出した。懲役4年の判決を受けた会社員のクォン氏も判決に不服を申し立て、上告状を出した。
チョン・ジュンヨンと同様の容疑がかけられているチェ・ジョンフン(30)はまだ上告状を提出していない。
12日裁判部は性暴力犯罪の処罰などに関する特例法違反等の容疑を受けているチョン・ジュンヨンに懲役6年を宣告した原審を破棄し、懲役5年を宣告した。チェ・ジョンフンは被害者と一部合意があったという理由で1審の判決の半分である懲役2年6か月を宣告された。
クォン氏には1審と同様の懲役4年が、芸能事務所の元社員であるホ氏も1審と同様の懲役9か月 執行猶予2年が宣告された。またクラブ バーニングサンのMDキム氏には1年減刑の懲役4年が言い渡された。
チョン・ジュンヨン、チェ・ジョンフンらは2016年1月にカンウォン(江原)ホンチョン(洪川)で、同年3月にはテグ(大邱)で、女性を泥酔させたあと集団性暴行をはたらいた容疑が浮上していた。またチョン・ジュンヨンは2015年末から8か月以上、歌手V.I(スンリ)やチェ・ジョンフンら知人を含む団体トークで数回にわたり違法撮影動画を共有した疑いもかけられていた。
WOW!korea提供