12日に放送されたドラマ「Born Again」の15、16話では、絶えず本能を刺激する罠にかかったジョンボム(チャン・ギヨン)と、前世を暴いて危険にさらされているスヒョク(イ・スヒョク)、そしてスヒョクの代わりに刺されたサビン(チン・セヨン)の犠牲で、ドラマは衝撃に包まれた。
ジョンボムを“コ・ジチョル模倣犯”事件の容疑者として疑っていたスヒョクは、1980年代当時、死刑執行を受けたはずのコ・ジチョルが生きているのを目撃したという刑務官を探し出した。その人がサビンの父だったという事実と、誰かがサビンをターゲットにしていることを知り、サビンを心配して探し焦るスヒョクの姿は、彼の気持ちの向かう先を推測させた。
へミ(キム・ジョンナン)は、またジョンボムに接近し緊張感が高まった。本能に従う“獣の道”と本能を拒否する“人間の道”という意味深長な言葉を投げかけた。これはジョンボムの中の怪物がのたうち回り始めたことを利用し、巧妙に刺激することで、2人の間により張り詰めた空気が立ち込めていた。
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