始めから強烈だった。これより華麗ということができない気がするほど照明も、特殊効果も、そしてパフォーマンスもやはり東方神起らしかった。
開始から続く熱狂的なパフォーマンスに会場をいっぱいに満たした1万2000人余りのファンたちは、赤い色のペンライトを振って熱い気持ちを歓声で送った。
東方神起の10年、デビュー4000日は煌びやかそのものだった。東方神起は7日午後8時から、ソウル松坡区芳夷洞オリンピック公園体操競技場でスペシャルライブツアー「TVXQ!SPECIAL LIVE TOUR-T1ST0RY-」を開催し、1万2000人余りの観客を熱狂させた。
去る6日からこの日まで両日間進行された今回のソウルコンサートは東方神起が国内で約2年ぶりに開催される単独コンサートであり、スペシャルツアーの火ぶたを切る公演で、販売開始と同時に二日間で合計2万4000席を完売させた。
会場中央に位置する大型スクリーンに東方神起の姿が現れるとファンたちは一斉に視線を舞台に集中させ、歓声を送った。オープニング映像でも、ファンの歓声は熱かった。急に寒くなった冬の天候を一気に溶かすような東方神起に向けたファンの愛と応援は熱情的で熱かった。
赤い色に団結されたファンたちの心も強い印象を残した。公演途中、東方神起とファンが一緒に作る舞台が続き、携帯電話のライトをオンにして立ち上がって空の上「カシオペア」のように美しい光を作り出した。
東方神起はオープニングから強烈だった。「Catch Me」を皮切りに、「Double Trouble」、「Rising Sun」まで強烈な舞台で公演の火ぶたを切った。開始からこれほど熱くかつ華麗な公演は、過去10年余りを守ってきた東方神起だったから可能だった。
何よりも強烈なレーザービームと休む暇もなく飛び出るファイヤーと花火、そしてファンの歓声まで加わって、より豊かな舞台を見せた。
オープニング舞台を終えたユンホは「熱気が最初から熱くてびっくりした」とし「あまりにも多くの愛をくれて気持ちがとてもにもいい。昨日もアドリブ的な要素が多かったが、今日は最後の公演だったのでやりたいようにやってみた」と言って嬉しい気持ちを表わした。
チャンミンは「少し前に発表して、これまでも音源チャートで人気を集めている「光化門で」を歌ったキュヒョンの親友」と自分を紹介し、「この子の人気にあやかって付いて行きたいと思う時もある。外はとても寒かったでしょう?寒さの中でも多くのファンが入ってくれたのはありがたく、中はとても熱いでしょう?」とファンに挨拶をした。
東方神起はソウル公演後、来る13日、台湾台北アリーナ、19日、中国北京マスターカードセンターで公演を続けていく。
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