昨年9月に兵役を終えたU-KISSのリーダー、スヒョンが除隊後初となるライブイベント「SooHyun Welcome Back Party 2020」で完全復帰! 3月11日(水)、自身の誕生日にリリースするニューシングル「Start Again」を引っさげ、2月11日(火・祝)の大阪公演に続き、14日(金)には東京・恵比寿ザ・ガーデンホールにて東京公演を開催し、帰りを待ちわびていたKISSme(U-KISSのファン)を熱狂させた。
スヒョンのソロライブは2017年9月以来。今回もバンド編成によるライブで、ダイナミックな臨場感あふれるサウンドを背に登場したスヒョンは入隊前最後に、ファンへのプレゼントとしてリリースした「YOURS」で夜公演の幕を開けた。曲終わりに、「KISSme大好きだよ」とつぶやいたスヒョンは、続けて力強いロックテイストな「Rock Me」でガラリと雰囲気を変え、ラップにダンスにと熱いパフォーマンスを見せながら、会場のボルテージを一気に高めた。
「皆さん、お久しぶりです。僕はU-KISSのリーダー、スヒョンです。よろしくお願いします!」とあいさつしたスヒョン。「オープニングからすごく盛り上がって、ダンスをやりすぎて久しぶりにちょっと腰が…」とケラケラ笑いながら、「皆さん、元気でしたか?」とファンとの再会を喜んだ。
ステージでのパフォーマンスや立ち振る舞いはもちろん、人懐っこくファンとやり取りする日本語トークまで全くブランクを感じさせないスヒョン。
オープニング曲「YOURS」は早く歌いたかったので、ライブで歌えてうれしいと笑顔を見せ、「Rock Me」のラップはメンバーのジュンが、この日のために、自分の声で歌ったものを録音し、カカオトークで送ってくれたという微笑ましいエピソードも。
「きょうは軍隊が終わってからの初めてのライブなんですけど、本当にステージ上で歌いたかったです。皆さんも待ってましたよね? 長い時間待っててくれて、本当にありがとうございます。これからはスヒョンが皆さんに愛を届けられるように、もっと頑張りたいと思います!」と意気込んだ。
そして、次の曲は「スヒョンの気持ちを伝えます」と曲フリをし、メンバーの絆を歌詞にしたバラード「Sunset」を胸に手を当てながら熱唱。さらに、ソロデビューシングルの収録曲「メロディー」としっとり聴かせるバラードで、場内を温かく包んだ。
「ステージができるだけで、すごく幸せで、皆さんの愛がちゃんと感じられます」と話すスヒョンの本気がひしひしと伝わる歌声はまだまだ続く。イスに座ると、「歌うと心がギュッとなる」という「Believe」、ピアノの演奏だけで「もう一度」を観客に語りかけるように、より深みの増した表現力で、パワフルかつ繊細に歌い上げていくスヒョン。ピンスポットなどの照明演出も加わり、幻想的な雰囲気の中、前半を終えた。
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