「パラサイト」のポン・ジュノ氏が監督賞 オスカー三つ目の快挙

韓国のポン・ジュノ監督の映画「パラサイト 半地下の家族」が9日(日本時間10日)、米ロサンゼルス・ハリウッドで開かれた第92回米アカデミー賞の授賞式で脚本賞、国際長編映画賞(旧外国語映画賞)に続き、監督賞を受賞する快挙を成し遂げた。米アカデミー賞での韓国作品の受賞は初めて。

アジア系で監督賞を受賞するのは2度目。「パラサイト」は韓国語映画であるため、意味は格別だ。

舞台に立ったポン監督は「映画を勉強する際に常に胸に刻んだ言葉がある。『最も個人的なものが最も創意的』と本で読んだ。これはマーティン・スコセッシの言葉だ。私はマーティンの映画を見ながら勉強した人だ。一緒にノミネートされるだけで光栄だったのに受賞するとは思わなかった。私の映画を米国の観客がまだ知らなかった時に、私の映画をリストに入れ、評価してくれたクエンティン兄貴もいるが、本当に感謝する。クエンティン、アイラブユー」と叫んだ。

マーティン・スコセッシ監督とクエンティン・タランティーノ監督はポン監督と共に、監督賞にノミネートされていた。

これで「パラサイト」は脚本賞、国際長編映画賞、監督賞の三冠を達成した。最も注目される作品賞の受賞にも期待がかかる。

 

WOW!korea提供

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  • 2020.02.10