米国と欧州の生命工学者らは北部白サイの絶滅を防ぐため、残った二頭のサイの卵子と、死んだオスの精子を人工授精に成功した。 しかし、移植、着床、出産までまだ行く道は遠い。 ナジンは、老化し、パトは子宮に問題があるためにそれぞれの胚は遺伝的に最も似たような南部の白サイに移植される。 この歴史的なプロジェクトの全過程を世界のマスコミの中で唯一直接取材した「ヒューマミマル」は白サイの子が生まれたという嬉しい知らせが来るのをまちかねている。
「ヒューマニマル」を通じて絶滅危機動物を保護する人たちと直接会ったパク・シネは「本当に素晴らしい仕事をする人が多いと思った。 動物と自然のために絶えず研究して、保護するための方法を講じる方たちに尊敬の拍手を送りたい。 人々が忘れないように継続してドアをノックしなければならない」と感想を述べた。
リュ・スンリョンは「野生動物たちがいなくなれば地球や人類がどうなるか。 いつか人間たちが全て保護してあげなければならない時が来ること」とし、警戒心を加え、ユ・ヘジンは「今回のドキュメントの意味は大きな変化を引き起こすことより『一緒に生きていかなければならないが、どうすればいいか?』ということについて、一度ぐらいは考えてみるきっかけになることにあるようだ。少しずつ努力してみれば、それでも(人間と動物が)一緒に生きるようになるのではないか」と話した。
霊長類学者ジェーン・グドールは「自然と調和を実現するためには、自然を理解して、私たちがこの状況を改善するために何をしなければならないか理解しなければならない。 また、野生動物に対する同情、愛、尊敬の心を持たなければならない。人類は回復が不可能な問題を解決するため、共に努力しなければならない。 私の希望の根拠は、、不可能な問題を解決しようと不屈の意志で努力する人たちだ」という希望のメッセージを伝えた。
「ヒューマニマル」のフィナレーを飾る「5部-共存への旅路」ではまたどのような話が描かれるか注目される。 31日午後10時5分に韓国で放送される。