MBC創社58周年特集ドキュメンタリー「ヒューマニマル」の俳優パク・シネが出演の感想を明らかにした。
6日午前、ソウル上岩洞（サンアム）MBCゴールデンマウスホールで、「ヒューマニマル」の製作発表会が行われた。「ヒューマニマル」は、人間(human)と動物(animal)の合成語で生命体の生と死、共存に関して描くUHDの5部作ドキュメンタリーだ。俳優ユ・ヘジン、リュ・スンリョン、パク・シネがプレゼンターで参加し、タイ、アメリカ、ジンバブエなど4大陸で10ヶ国を訪ねて絶滅の危機にある野生動物の現実を伝える。鼻咽頭がんでの闘病で2年半の空白期を持った俳優キム・ウビンは、「ヒューマニマル」のナレーションで放送活動を再開する。

パク・シネは「初めは単純に動物に対する関心と好奇心で出演を決めました」として「去年8月に2週間アフリカで動物とともにすごして多くのことを見て感じました。この感情が視聴者によく伝達されたら嬉しいです」と希望した。続いてパク・シネは「ボツワナに行けばゾウの標識があります。本来その道はゾウが往来する道でしたが、人間がその上に道路を敷きました。その結果、夜間運転中にゾウとぶつかるとういう事故がたくさん起こるそうです」として「人間がゾウの道を奪ったのではないかというすまない思いがしました」と涙ぐんだ。

またパク・シネは「一緒に共感して胸を痛めてほしいです。地球の反対側にいるゾウやサイを始めとして私と最も近くにいるペットの動物に対しても、もう一度考えてみるきっかけになったら良いでしょう」と話した。
「ヒューマニマル」は、6日午後8時55分に韓国で初放送される。9日からは毎週木曜日午後10時5分からに放送される。