2016年にソロデビュー10周年を記念してリリースしたアルバム「delight」のタイトル曲「ロコドラマ」では、椅子から立ち上がってダンスも披露。ファンの掛け声もバッチリと決まり、「幸せな気分です!」と笑顔があふれるシン・ヘソン。
「今の季節にもピッタリなので聞いてください」と、曲紹介して歌ったのは最新アルバム「Setlist」のタイトル曲「You Are」。god、ホガク、ファン・チヨル、Apinkなどのアルバム制作に携わったプロデューサーチームのOneTopが制作に参加し、シン・ヘソンの繊細な歌声の魅力を最大限に引き出す楽曲に仕上がっている。ステージ後方から照らされた白い光の中で歌うシン・ヘソンは、幻想的で神々しい雰囲気を醸し出していた。
続いて披露した「同じ考え」は、バラード歌手として彼自身の存在を世に知らしめた大事なソロデビュー曲。「今の歌手シン・ヘソンを作ってくれた意味のある曲です」と、感慨深げに話していた。
ここからはMCを迎え、トークコーナーへ。ファンからのQ&Aコーナーで、「お気に入りのPVと撮り直したいPVは?」という質問をされると「えー!僕のPVだから全部気に入ってるのにー!」と、茶目っ気たっぷりに答える姿にファンも大笑い。「気に入っているのは、やはり日本に来ましたので『どうして電話したの?』ですかね。札幌のすごく雪が積もっているところで女性を抱きかかえて歩く撮影をしたのですが、あまりにも大変で死ぬかと思いました(笑)」と、笑いながら当時の過酷な撮影を振り返った。
「撮り直したいのは…『初めての人』です。今だったらもっと上手に撮れると思います。その時は情熱的に演技に燃えていたんです(笑)」と、思わず思い出し笑いしてしまうシン・ヘソン。実際に会場のスクリーンにPVが流れると、驚きながらも「どうしてこんな撮り方をしたんだろう(笑)」と、ファンと一緒にPVを懐かしんだ。
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