楽しく笑いあふれたムードから一転、イベント後半はKEVINの歌声がじっくり堪能できる、落ち着いた幻想的なライブステージへ。ピアノ奏者によるクリスマスメドレーの生演奏で、クリスマス気分が高まったところに、スーツに着替えたKEVINが登場。
映画「アナと雪の女王」の主題歌「Let it go」で、後半の幕を開け、ピアノで奏でられる美しい音色、KEVINの透明感のある澄んだ声が会場に響き渡った。特に、表現力豊かなKEVINの感情を爆発させるサビのパートは圧巻で、観客を一気にその世界観に引き込んだ。
そして、好きな曲だというBoAの「メリクリ」も情感たっぷりに歌い上げ、ファンをうっとりさせた後、「自分の曲もピアノ演奏で歌いたかった」と、先ほど罰ゲームでちょっと歌った「NEW DAY」と「愛してた~Still love you~」をピアノ伴奏でドラマチックに聴かせたKEVIN。
「『NEW DAY』は今年、何回も歌ったんですけど、皆さんに僕の気持ちを伝える曲です。何度歌っても、いい歌詞だなと思います。ただ歌うんじゃなくて、言葉の一つ一つを考えながら、気持ちが伝わるように歌っているんですけど、それが皆さんに届いていたらうれしいです」と話し、ファンは大きな拍手で応えた。
ピアノ伴奏でのステージで、また新たな魅力を見せたKEVINは「来年はアコースティックライブをやってみたいです。今年はいろんなことに挑戦しましたが、来年はもっと今までやったことのないステージを皆さんに見せたいと思います。期待してください」と自信あふれる表情を浮かべた。
イベントも終わりに近づき、本編最後はカバーステージを披露。SMAPの名曲「夜空ノムコウ」では、ファンも一緒に歌う一体感が生まれ、間奏の口笛パートもKEVINがカッコよくキメ、会場は大盛り上がり。最後の曲となるback numberの「クリスマスソング」では、最後の「君が好きだ」という歌詞を「KLOVERが好きだ」に替えて歌うセンスを見せながら、指ハートでファン愛を示し、「ありがとう~」と笑顔でステージを後にした。
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