パフォーマンスステージのトリを飾ったのは、やはりBTS。「Map Of The Soul : The Show」をテーマに、今年もさらにパワーアップした圧巻のパフォーマンスを繰り広げ、ファンを熱狂させた。RMが「Intro : Persona」でカリスマ性あふれる強烈なラップパフォーマンスを見せ、ステージの幕を開けたBTSは、教室セットに制服姿で登場。久しぶりに「Boy In Luv」のステージを披露すると、変わらぬメンバーたちのシンクロダンスに、会場は地鳴りのような歓声が満ちあふれた。
さらに、メンバーたちは楽しそうに軽快に「小さなものたちのための詩 (Boy With Luv)」を披露した後、「Mikrokosmos」ではメンバーたちの甘い歌声と、宇宙を連想させるステージを演出し、会場を幻想的な世界へと誘った。
続くソロのダンスブレイクでも、それぞれの魅力を存分に発揮しながら、1つのミュージカルを見るような壮大なステージを展開したメンバーたち。Vは戦士のようなダンサーたちと、JINは馬のオブジェに乗って、それぞれ強烈なパフォーマンスを繰り広げ、踊るときの体のラインがキレイだと絶賛されるJIMINは「I NEED U」に合わせ、韓国舞踊のような美しいパフォーマンスを披露し、会場をうっとりさせた。
SUGAは真っ赤に燃え上がるセットの中で、「FIRE」に合わせ、キリングパートの「プルタオルネ」と「ヨンソ ヘジュルケ」で強烈なまなざしを見せ、JUNG KOOKは「Save ME」に合わせ、水を活用したダイナミックなパフォーマンスで一味違う魅力を発揮。J-HOPEはアレンジした「FAKE LOVE」に合わせ、キレキレのダンスパフォーマンスで会場を圧倒。最後にRMが登場し、魔法の杖のようなものを振りおろすと、ソロステージが終了となった。
再び7人集まったメンバーたちは、最後に「Dionysus」を披露。この日のパフォーマンスステージのハイライトとなった。メンバーたちはギリシャ神話を連想させる神殿をバックに、本物の馬までステージに上がるというゴージャスな大規模セットの中で、エネルギッシュに華やかなパフォーマンスを披露。スケールの違いをまざまざと見せつけ、会場を熱狂の渦に巻き込み、大きな余韻を残した。
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