防弾少年団(BTS)だから可能だった1年2ヶ月…“ワールドツアーで206万人動員”

華やかな旅程のピリオドを29日ソウル蚕室(チャムシル)オリンピック主競技場で打つ。26日と27日に続いて3日間で13万2000人が集まる。1年余り続いたワールドツアーの最後となるファイナルコンサートであるだけに国内はもちろん海外ファンも会場を訪れた。

防弾少年団が、今回のワールドツアーでおさめた成果は実に素晴らしい。206万人という数字からも感じられる膨大さはもとより、海外の様々な国家で韓国のボーイズグループがこのように熱い応援を受けるということは前にも後にもないことだ。「最初」と「最短」「最高」という記録を立てながらも安住せずにずっと進み続けてまた別の結実を見せるという点も注目に値する。

何といっても防弾少年団はワールドツアーコンサートの間中、韓国語の歌詞である自身の歌だけを歌った。北米とヨーロッパはもちろん男女差別が厳格な国家であるサウジアラビアでも防弾少年団を見るために3万人が集まり、彼らも例外なく韓国語での防弾少年団の歌を一緒に歌った。

時間をさかのぼって2016年、2ndフルアルバム「WINGS」で海外59ヶ国のアルバムチャートで1位を獲得して防弾少年団の時代が開かれた。K-POPアーティストの中でアメリカiTunesのトップアルバムチャートでフルアルバムでトップをつかんだことは防弾少年団が初めてだった。「WINGS」のタイトル曲「血、汗、涙」のミュージックビデオは、YouTubeのBig Hitエンターテインメントの公式チャンネルを通じて公開されて6時間で100万、18時間で500万回の再生回数を越えた。41時間ぶりに1000万ビューを突破した。当時アメリカの音楽専門メディアであるビルボードは「2016年は防弾少年団にとって大変な年」としがら、「2ndフルアルバムを通じてメンバーがそれぞれアーティストとして音楽的な成長を見せると同時に、世界にK-POPの高い人気を知らせるのに寄与した」評価した。

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2019.10.29