本作は、大ヒット映画「ビューティー・インサイド」を原作にしているが、ドラマ版では、姿が変わる設定を男性から女性へと変更し、男性主人公にも人の顔が認識できないというオリジナルの設定をプラス。藤井は「映画では男性役が毎日変わるので、相当な数の役者さんが出演されていたんですよ。だから、ドラマ化されるって聞いたとき、韓国中の役者さんが出演しなきゃいけないんじゃないか?って(笑)。
でも、うまいこと設定を変えられていて、女性の固定のキャラクターがいることによって、感情移入もしやすくなっていましたし、ドラマならではの魅力的な設定だなと思いました」と役者らしい目線での感想も。
ちなみに、“イケメン御曹司”は韓国ドラマでは鉄板キャラだが、「ソ・ドジェみたいな男性に惹かれるタイプ?」と聞かれた藤井は「初めの頃は、人の顔が認識できないことを隠しているので、相当冷たく見えるんですよね。だから、私が個人的にお会いしたら、その段階で“ヤダー”と思って、会わなくなっちゃいそうなので、そこは忍耐で乗り越えて、その先に見えるものがあるんだなってことを学びましたね(笑)」と答え、「ハン・セゲのように、もし別人になれるとしたら?」聞かれると、「ドラマの中でも、途中でイケメン男子になるんですけど、男の人の人生って、自分では生きてこられなかったし、役でも演じたことがないので、ここはガラリと、男の人になるっていうのがいいかなと。イケメン男子になって、女の子をたぶらかしてみたいです(笑)」と大胆な回答で、会場を爆笑させた。
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