K-POP拡張とサウジアラビア文化の開放…その中心には防弾少年団(BTS)と「LOVE YOURSELF」

ボーイズグループ防弾少年団が、11日(現地時間)にサウジアラビアの「King Fahd International Stadium(以下、リヤドスタジアム)」で海外歌手として初めてワールドツアー単独コンサート「LOVE YOURSELF: SPEAK YOURSELF」を開催する。
これまで防弾少年団は数多くの「初記録」を立ててきたが、今回の記録はもっと特別な意味を持っている。防弾少年団というグループ自体としても永遠に残る瞬間になるはずだが、サウジアラビアの文化開放とK-POPの拡張という交差点に防弾少年団だけのソフトなパワーがあるということを見せてくれる最初の公演だからだ。

ソフトパワー(Soft power)というのは、魅力と自発的同意によって得られる能力と同時に文化·芸術などが行使する影響力だ。サウジアラビア現地でも防弾少年団のソフトパワーが、中東アーミー(Army:防弾少年団ファンクラブ)をしっかりと虜にしたということを確認することができる。パワーは、防弾少年団がこれまで音楽を通じて休まず伝えてきたメッセージである「LOVE YOURSELF」(あなた自身を愛しなさい)」に集約された。

公演を前にリヤドスタジアム前のMDブース前で会ったハイファ(19)さんは、「防弾少年団の音楽の中で『LOVE YOURSELF』というメッセージは私を愛しなさいと教えてくれた。彼らの音楽を知る前に私は夢もなく息だけをする人間だった」と防弾少年団に対する沸きあがるような思いを明らかにした。ベアン(15)さんは「防弾少年団は、音楽を通じてどのように人生を愛すればいいのかというインスピレーションを与えてくれる。防弾少年団は彼ら独自の方式で君が願う生き方をしなさいというメッセージを伝達する」と話した。

防弾少年団のサウジアラビア公演は、サウジアラビアが最近速度を出し始めた文化開放ともかみ合った。世界で一番保守的なイスラム国家のひとつであるサウジアラビアが、文化の門を徐々に開き始めたのは「ビジョン 2030」のためだ。「ビジョン 2030」は、2016年に石油依存度が高かったサウジアラビア経済が、油価急落で打撃を受けて、政府が出した経済社会改革プロジェクトだ。サウジアラビアは、これまで観光目的だけではビザを発行しなかったし、選ばれた団体観光にだけ間歇的にビザを発行していた。若い未婚女性たちはサウジアラビア訪問が特に難しかった。

しかし、先月28日に、韓国、アメリカ、中国など49ヶ国を対象に観光ビザを初めて発行した。おかげで、世界のアーミーが防弾少年団のサウジアラビア公演を観覧することがずっとたやすくなった。過去30年間サウジアラビアで過ごしたサウジアラビアのリヤド及び中部地域韓人会長キム・ヒョソクさんは、「サウジアラビアが、40を超える国々に観光ビザを発行するということは画期的なことだ」と話した。

(2ページに続く)

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2019.10.11

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