ボーイズグループ防弾少年団(BTS)を始め、K-POP歌手たちの海外公演を法律的に支援するための動きがおこっている。
ソン・イルジョン国会議員は、11日、「防弾少年団など韓国ミュージシャンたちの海外公演を支援するための『音楽産業振興に関する法律』改正案を代表発議した」と明らかにした。
最近、防弾少年団などを始め、世界的な人気を謳歌するK-POPグループが増加しながら、彼らの海外音楽公演も規模と回数面で増加している。これによる国家ブランド価値相乗效果と経済的効果なども共に増加しているという分析が出ている。
この日だけでも防弾少年団が、非アラブ圏歌手として初めてサウジアラビアでスタジアム公演を開催するなど、K-POPグループが日々記録を新たに書き換えている。
これに対してソン議員は、「しかしながら現行法では、韓国歌手のアルバムなどに対して海外市場進出を支援することができる法的根拠を明示しているが、音楽公演については海外市場進出を支援することができる根拠がない」と指摘した。
これによって改正案には、文化体育観光部長官によって音楽公演の海外市場進出を活性化するために外国との共同製作など、輸出関連体系の構築に関する事業を支援するように明示的根拠を準備するという内容を記している。
ソン議員は、「K-POPは、『聴く音楽』を越えて『見る音楽』を志向している」として「したがって、アルバムの海外進出支援より重要なのが、音楽公演の海外進出支援だと思い法案を発意することになった」と説明した。