1人ステージに残ったのはジェジン。「3部のメインボーカル、ジェジンです」「ホンギさんスタートで、弟組も順番にどっか行っちゃうんですけど(笑)すぐ戻ってくるので皆さん待っていてください。2年間みんなの前でライブができないのはちょっと寂しいんですけど、その分僕らは元気になって、同じ時間に起きて、同じ時間に食べて、同じ時間に寝るから、いーい調子で戻ってきます。そこからは止まらないですよ、皆さん!」とメンバーを代表してファンへの想いを語りかける。
そして、「この3部は、皆さんへの感謝の気持ちがまだまだ心に残っているから、それを伝えるために作った時間です」とマイクを離れステージ前方へ。客席に身を乗り出すような姿勢で「ありがとうー!!!!」と地声を張り上げるジェジンに、客席のファンも「ありがとうー!!!!!」と返す。
言葉だけでなく心での会話、コミュニケーションがこれほどまでに信じられるアーティストとファンの関係があるだろうか。日本語が上手い、トーク力が高い、面白い、それだけではない。
「何があっても自分自身を忘れない」ホンギはそう繰り返した。ホンギは「俺は俺だ」と思える自分を見つけた。そこにはこのバンドのこのコミュニケーション力が一役買っているのではないだろうか。
想いは届き、受け入れられる。そんなバンドとファン双方の確信が、ホンギの信念の旗を支えている。
(提供写真9月1日最終日)
取材:Korepo(KOREAREPORT INC)
PHOTO(c):田中聖太郎/ヤマダマサヒロ
■FTISLAND公式サイト:https://www.FTISLAND-official.jp/