著者:箱田優子監督 ©2019「ブルーアワーにぶっ飛ばす」製作委員会
著者プロフィール
箱田優子(はこた ゆうこ)
1982年茨城県生まれ。東京藝術大学美術学部絵画科卒。CMディレクターとして数々のCMを手がけ、「ブルーアワー」(のちに「ブルーアワーにぶっ飛ばす」に改題)でTSUTAYA CREATORS‘ PROGRAM 2016 (TCP2016) 審査員特別賞受賞。本作が長編監督デビュー作。本作で第22回上海国際映画祭 アジア新人部門 最優秀監督賞受賞。
https://club-a.aoi-pro.com/creators/166/
https://twitter.com/yukohakota
著者:箱田優子監督コメント
映画は初めて作りました。漫画も初めて描きました。
「コミカライズするよ!」って言われて「え!良いすね!面白そう!」って無邪気に喜んでた私。
「描くのは監督だよ」って言うクレイジー編集者の提案に「あはははマジすかあははは」って半狂乱で描いた品がこちらになります。
漫画というジャンルに入るのかもわかりませんが、表現の場はジャンル分けも経験も資格も関係なく自由である事に、どこか救われた気がしました。お楽しみください。
キャストコメント
<夏帆さん>
箱田さんの繊細な絵のタッチが、じわじわ胸に広がります。
この物語、やっぱりわたし好きだな。
箱田さんのマンガデビュー作、映画とあわせてぜひよろしくお願いします。
<シム・ウンギョンさん>
映画と一緒にお読みになると楽しみが倍になります。映画のようなコミック、コミックのような映画のコラボレーション。
コミックでは、砂田と清浦の心理と二人の旅程が、より繊細に描かれています。
自分の中にいるもう一人の自分、大人になりながらいつの間に心の隅に隠しておいた清浦をもう一度引き出して自分の素直さに出会える、鏡を見つめているような感性的な時間になると思います。
今を生きている“砂田たち”にとって安らぎの時間になる、この作品を楽しんでください。
(4ページに続く)