打って変わって、「DDD」では激しいダンスビートで、メンバーが後ろを向いて腰をふるダンスが何とも言えないセクシーさで最高だった。観客も曲の最後に「EXID!」とコールを叫んだりと、より一体感を増していく。「AH YEAH」では、エリーの野性的なラップと美脚が生かされたダンスと全てがキレキレの素晴らしい状態に。「AH YEAH」も続く「HOT PINK」もスクリーンにタイトルがデカデカと映し出され、盛り上がりのボルテージは最高潮! ラストは、スクリーンのMVと一緒に歌われた「UP&DOWN」。
アンコールを求める「EXID! EXID!」という熱烈なコールの中、ヘリンが歌いながらステージに現われ、「Vaporize Yourself」へ。フロアにステージからゴールドのテープが飛び交い、5人はサイン入りのカラーボールもフロアに投げ込む。歌い終わり、「いつも私たちはツアーの最後に『Vaporize Yourself』を歌うのですが、今回は変えてみようと思います。次の曲が本当に最後になるので、最後にメンバから一言!」とエリーがメンバーに振る。
ジョンファとハニが「5人揃って」という言葉を強調して話しかける姿には流石にグッときたし、ヘリンも「みなさんに5人で逢いに行けるのは、さほど多くありませんが、みなさんが逢いに来てくれるのが感動的です。一番最初の曲は、鳥肌が立ち泣きそうになりました…」と打ち明けると、エリーも「5人では久しぶりで緊張してました…」と語った。ソルジも「とても今日は幸せです…」と伝えて、メンバーが大切に想っている曲であり、今回のアルバムのラストナンバーでもある「Memories」へ。
ピアノの旋律が美しい曲を、横一列に並び、強い気持ち強い愛を込めて歌う。日本語で歌われ、歌詞もスクリーンに映し出され、思わずセンチメンタルになるが、そんな雰囲気を吹き飛ばすかのようにエリーがラップを決めていく緩急の付け方も気持ちよかった。ステージ右端では、ジョンファとハニが別れを惜しむかのように手を振っているのにも胸キュンになってしまう…。
「バイバイ! 愛してるよ~!!」と言いながら、メンバーが去った後、スクリーンには年末にリリースされるニューシングルの予告も。まだ、このツアーは始まったばかりであるが、また年内にニューシングルを引っさげて、日本に来て欲しいと観客全員は想ったであろう。とにかく、次回のツアーも楽しみでならない。
EXT:鈴木淳史
Photo:小坂 和義
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