13日に放送終了したJTBC金土ドラマ「補佐官-世界を動かす人々」(以下、「補佐官」)には目につくキャラクターがある。それは、ソン・ヒソプ議員室インターンのハン・ドギョン(キム・ドンジュン)だ。チャン・テジュン(イ・ジョンジェ)に憧れるようになったハン・ドギョンは、補佐官という目標を持ってソン・ヒソプ議員室に入って、社会人1年生の奮闘ぶりを見せた。その中でハン・ドギョンは少しずつ成長して視聴者の共感を得た。
キム・ドンジュンにとって「補佐官」は難しい作品だった。見上げるような先輩の間で、比重は少ないが彼独自のドラマを描くという責任が与えられたからだ。特に重々しい政治ドラマを標榜する「補佐官」でハン・ドギョンの成長ドラマは多少異色であったので、トーンを合わせるにも困難があったはずだ。それでもキム・ドンジュンは監督と対話しながら静かにハン・ドギョンというキャラクターを作り上げた。このため直接政治法案関連のレポートを書いたり、会社員の出勤に付いて行ったりした。そんなキム・ドンジュンの努力は視聴者を刺激し、彼の演技も好評を得た。
「補佐官1」で上半期を終了したキム・ドンジュンは、「補佐官2」で下半期を送る予定だ。こんな話をするキム・ドンジュンはつらいというよりときめくという表情だった。彼は「先輩たちと演技するのも光栄な上に、現場で学べることも多いです。行くだけで勉強になります」とシーズン2も期待する様子だった。共感を導く演技でシーズン2では、ハン・ドギョンそのものに見られたいという抱負を語る俳優キム・ドンジュンに会った。
Ｑ．「補佐官」シーズン1を終了した心境は？
「補佐官 シーズン2」の撮影にすぐ入るので、終わったというよりは再整備するという感じです。スポーツ競技で言えば、前半戦が終わったハーフタイムなわけです。すぐにシーズン2の準備に入ります。ドラマをシーズン制にしてくださったおかげで、もっと良い方向に行くのではないかと思います。シーズン1で伝えようとするメッセージとシーズン2で伝えようとするメッセージが具体的に近付いていきそうです。シーズン2をもっと熱心に準備しなくてはいけないと思います。
Ｑ． ドラマの人気を実感しましたか？
ドラマをしながら中壮年層の方々が多く関心を持ってくださって感謝しました。食堂で「『補佐官』をおもしろく見ている」とたくさん話してくれました。今まで、両親の世代の方々は僕を「輝けウンス」のスホとしてたくさん記憶してくださいましたが、今回のキャラクターで新しく知ってくださるようで感謝しています。
Ｑ．「補佐官」でインターンのハン・ドギョンと本人が似ている点がありますか？
社会生活1年生のハン・ドギョンを見ながら練習生を始める時の僕自身が浮びました。学校と家庭という垣根を出て社会に初めて足を踏みいれた時が練習生をする時でしたが、当時のことを思い出しました。僕も練習生として会社に初めて入った時、ひと言ひと言に緊張して職員たちの言葉を聞き逃さないようにと努力しました。ちょっとしたことにも冷や汗をかいて緊張しました。知らないからそうなんです。ドラマでハン・ドギョンが緊張して熱心に走り回る姿を見ながらその時代が浮びました。
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