「取材レポ」MYNAMEセヨン、初ソロ最終公演でMYgirlに感謝…そして感涙「日本でたくさんの愛をもらって、自分の20代は本当に幸せでした!」

終盤に入ると、MYNAMEのライブでは定番の「タンマレ~はっきり言って~」や「SUMMER PARTY」などで、ファンの掛け声も一段と大きくなり、会場の熱気はさらに上昇。セヨンが勢いよく客席に降りて、会場を練り歩くと、ファンからは割れんばかりの黄色い声援が。セヨンは客席後方通路で、ファンに囲まれながら歌うというパフォーマンスも演出し、すさまじい一体感を生み出した。

最後の1曲を残したところで、「きょうの2部は本当に早いな~」としみじみとするセヨン。「終わりたくない」とつぶやくと、「いままで頑張ってきた周りのMYgirlに拍手をしましょう」とセヨンの粋な計らいで、MYgirlたちが周りを見ながら、拍手を送り合うというほほ笑ましい光景も見られ、会場は温かい雰囲気に。さらに、セヨンは「僕1人をカッコよく見せるために、僕より頑張っているスタッフさんたちがいるから、ステージで輝ける」とスタッフにも感謝し、スタッフのいる4方向にお辞儀をした。

本編最後はMYNAMEのEDMリミックスメドレー。会場のテンションも最高潮になると、セヨンはTシャツを脱いで上半身裸となり、見事な肉体美も披露。会場を熱狂の渦に巻き込んで終了となった。

すぐに「キム・セヨン!」コールがわき起こり、アンコールに突入。セヨンが「Treasure feat. MYNAME」を歌い始めると、ファンは「私たちが守ってあげるからね」と韓国語で書かれたプラカードを一斉に掲げた。続く「We Made It」はタオルをグルグル振り回すノリノリ曲で、もちろん盛り上がってはいるものの、客席を見渡しながら、一瞬寂しそうに切なそうな表情を浮かべるセヨンの複雑な表情も。終わりが近づいてきたということだ。

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2019.06.10