2018年11月より韓国で放送され、高視聴率を記録した大ヒットドラマ「皇后の品格(原題)」に主演した俳優チェ・ジニョクが、東京での開催は1年ぶりとなるファンミーティング「Choi Jinhyuk FAN MEETING 2019 IN TOKYO 〜Dignity Of Jinhyuk〜」のために来日した。
2019年5月18(土)、会場となった東京・山野ホールには日本のファンはもちろん、韓国からのファンも大勢駆けつけ、韓国の公式ファンカフェからは日本のファンへ向けて記念のカードが入場時に配られた。
夜公演では、明るいグレーのスーツにインナーは爽やかに白いTシャツを合わせたチェ・ジニョクが音楽とともにステージに登場し、日本語で美しい歌唱を披露。キーが高めのパートでは眉間に少ししわを寄せる切なげな表情にも目を奪われる。ファンの歓声にははにかんだような笑顔で応えながら、愛する人を思う情熱的なバラードを歌い上げた。
「こんにちは、チェ・ジニョクです」と日本語でファンへ言葉をかけ、「久しぶりに、1年ぶりに東京に来ました。去年、『皇后の品格』の撮影中に大阪へ行きましたが、それ以来の日本です」とあいさつ。
MCから「緊張はほぐれましたか?」と尋ねられると、「実は、今日どういうわけかすごく緊張しているんです。1部でお会いした方もいらっしゃいますし、客席には顔なじみの方もたくさんいらっしゃって、そのせいかすごく緊張しています。今日は僕のことを愛してくださって、大切に思ってくださる方がたくさん来てくれていると聞いています。緊張してしまうのは、もっとがんばらなきゃいけないと思うからかもしれません」と答え、いつも支えてくれるファンだからこそ、常にベストを尽くして良い姿を見せようという真摯さをにじませるチェ・ジニョク。ドラマでは意思が強くたくましいキャラクターを演じることが多いだけに、緊張をのぞかせる姿はとても新鮮に映る。「今日だけは自分をまっさらな白紙にしたいと思います」とありのままの姿でファンと向き合う意気込みを見せた。
サイドテーブルに花が飾られたシックなセットに腰掛けて、「KBSで7月から放送予定のドラマ『ジャスティス』の撮影をしています。この3日間は日本のファンの皆さんに会うために撮影を中断して、戻ったらまた再開します」と近況を語る。同作品での役は「今までに演じてこなかったようなキャラクター」だという。「最初に登場する時は、悪い男だなという印象を与えるかもしれません。弟が無念の死を遂げて、その復讐のために悪と手を組む弁護士の役です。だんだんと弟の事件の真相を知ることになるのですが、最初は“堕落した弁護士”という感じの役どころです」と今回の作品で演じるイ・テギョンという人物を解説した。この作品では名優ソン・ヒョンジュとの共演で、どんなシナジーを見せてくれるのかも期待が高まっている。
そして今回のファンミーティングのメイントピックは、4月からKNTVにて日本でも放送が開始されている大ヒットドラマ「皇后の品格」。この作品の舞台は現代の架空の韓国皇室。チェ・ジニョクはその皇室に仕えるSPを演じた。トークの中でチェ・ジニョクは、「『ジャスティス』と少し似ているんですが、自分の母親が無念の死を遂げて、その復讐のために皇室に入る人物を演じました。『皇后の品格』は刺激的な要素がすごくたくさん盛り込まれています」と作品を紹介。日本ではまだ放送にいたっていない話数の1シーンが一足先に会場のファンへ公開された。
「恥ずかしくて鳥肌が立つようなシーンですね」と本人も語る緊迫したシーンのドキッとするチェ・ジニョクのセリフに客席からは興奮が入り混じる歓声と拍手が飛んだ。
そしてもう1シーン、主人公の皇后を演じるチャン・ナラをお姫様抱っこで軽々と抱えあげる場面が流れると、その撮影を振り返り「軽くはなかったです(笑)」と言う正直者、チェ・ジニョク。そんなチェ・ジニョクが、ファンからの熱い拍手に応えて、なんとそのシーンを再現してみせることに!抽選で選ばれた1名のファンがステージへ上がり、皇后役としてチェ・ジニョクと並ぶ。小道具として自分の着ていたジャケットを脱いでファンへ羽織らせるチェ・ジニョクはやる気満々の様子だ。
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