チュ・ジフンは代替不可能な演技力でチャンの成長を立体的に描き、視聴者を説得させた。ハクチュと対立する皇太子の姿から、残酷な実情に直面した後に自分と民、大事なものを守るために強くなっていく聖君の気持ちまで繊細に描いた。特にチュ・ジフンの力強い話し方や細かい表情の一つ一つが結合し、キャラクターの魅力を倍増させ、視聴者を「キングダム」の中の朝鮮時代に引き込んだ。
さらに続く謎の状況と怪物に変わってしまった民の襲撃で手に汗握るような緊張感と恐怖の中でも護衛武士のムヨン役の俳優キム・サンホとコミック要素を生かして笑いを誘うなど視聴者の心をがっちりとつかんだ。
このようにチュ・ジフンは、真剣さと茶目っ気を自在に操って彼特有の緩急ある演技で改めて自らの真価を立証したのだ。昨年に続き、2019年も話題の俳優となるチュ・ジフンにとって「キングダム」は、さらなる代表作となるだろう。また「キングダム」が世界190か国に同時公開された作品だけに、海外でどのような反響を呼ぶのか期待が高まる。
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