「2018 Melonミュージックアワード」で「アルバム賞」、「アーティスト賞」に「大賞」をつかんだ防弾少年団. / 提供=カカオ
◆彼らの羽ばたきは止まらない
防弾少年団が海外で享受する大きな人気は実は意外なことだった。他のグループにありがちな外国人メンバーもいないし、歌詞も大部分韓国語が主となっている。それなのにコンサート会場は、韓国語で大合唱する全世界のファンでいっぱいだ。言語が人気の障害にならないのだ。パン・シヒョクBig Hitエンターテインメント代表は、「海外市場を意図して攻略したことはない。最初は、防弾少年団が作られた時のK-POPの固有価値を守ろうとした」と語った。防弾少年団は、「最も韓国的なことが最も世界的なこと」だという言葉を自ら見せてくれている。
防弾少年団の未来は現在としては簡単に予測できない。人気と影響力の拡散速度があまりにも速いからだ。防弾少年団は、韓国歌手としては初めて2017年と2018年に2年連続で「アメリカビルボードミュージックアワード」で「トップソーシャルアーティスト賞」を受賞した。2018年11月現在「ビルボードソーシャル 50」で72週以上連続で1位を獲得して歴代最長記録を更新中だ。
ファン層も強力だ。忠誠度の高い公式ファンクラブARMYの支援はまさに全面的と言っていい。1000万人を超えると推定されるARMYの活動は、アルバムを買い、防弾少年団の韓国語の映像を翻訳してSNSに掲載し伝えるのにとどまらない。直接2次創作物を製作してこれをまたPRして他の人々を引き入れるという循環システムを構築して「防弾帝国」を建設している。
ビジュアル、音楽、パフォーマンスに世界的なファンクラブ、ソーシャルメディア時代という特質が合わさって世界的なアイドルスターになった防弾少年団だった。彼らの発展はどこまで続くのか。もしかしたら、成功に対するプレッシャーによって不安になるのではないか。防弾少年団は、もうこれらに対する答えを世界中に見せた。
「信じることができないかも知れませんが、大部分の人々は防弾少年団に希望がないと言いました。時には全部やめたかった時もありました。でもあきらめなかったことが非常に幸運だったと思います。私と私たちは、このようにずっと倒れたり、失敗を続けると確信します」( 防弾少年団のUN本部演説文より)
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