防弾少年団,大衆文化芸術賞グループ防弾少年団が、10月24日午後、ソウルオリンピック公園オリンピックホールで開催された「2018 大韓民国大衆文化芸術賞授賞式」で花冠文化勲章を受けた。/ ヒョン・セヒョン記者

◆BTSは一瞬で作られたものではない

「過去のあなたは小さなものであったが、 未来のあなたは非常に大きくなるであろう」という聖書のこの聖句ほどに防弾少年団の現在をうまく表現した言葉があるだろうか。防弾少年団は、メンバーのずば抜けたビジュアル、作詞と作曲が可能な自体製作能力と最高のダンスの実力、絶えない努力で作り出す音楽性の高さと舞台での情熱などを等しく兼ね備えたグループだ。しかし、よく似た条件を備えても失敗するアイドルの数も相当なものだ。防弾少年団は、どのように自らを鍛えながら成長してきたのだろうか。

防弾少年団の属したBig Hitエンターテインメントは中小企画事務所だ。そのため彼らは全面的なマーケティングで彗星のように登場する大型企画事務所のアイドルグループとはスタートラインから違っていた。所属事務所の規模、認知度、資金力、人脈が大型企画事務所より不足だった。すでに活動している有名な先輩もいなかった。最初から「土のさじ（貧しさの象徴）」出身という限界と注目されにくい環境の中で活動を始めた。

地上波のTVなど主要メディアを通じて知らせる機会が少ないため、初盤の成績は特に目立たなかった。2013年のデビューアルバム販売量は、2万4000枚ほどにとどまった。大衆的な認知度が高くなく、音源サイトの成績も平凡だった。Melon週間チャートでデビュー曲「No More Dream」の発売初週の成績は99位にとどまった。5月に発売された３rdフルアルバム「LOVE YOURSELF 轉 'Tear'」が1週間で100万枚の販売量と全音源チャートで１位を記録したのとは天地の差だ。

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